ローリエや白ワインを使った香り高いピクルス液を使うことで、爽やかな一品に仕上がります。料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
ほんのり甘い玉ねぎが、酢やレモンの酸味のおかげてより一層際立ちます。
プチオニオン | 16個(350g) |
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★ ピクルス液 | |
・ オリーブオイル | 大さじ3 |
・ ローリエ | 1枚 |
・ 赤唐辛子 | 1本 |
・ 黒粒胡椒 | 5~6粒 |
・ 白ワイン | 1/3カップ |
・ 水 | 2/3カップ |
・ 酢 | 2/3カップ |
・ 砂糖 | 大さじ2 |
・ 塩 | 小さじ1 |
レモン汁 | 大さじ2 |
レモンの半月切り | 4~6枚 |
プチオニオンは熱湯で30秒ほどゆで、ザルにあげて粗熱を取り、上下を切り落として皮をむき、根元に十文字の切り込みを入れる。
鍋(アルミ以外)にピクルス液のオリーブオイル、ローリエ、赤唐辛子、胡椒を入れて弱火で香りよく熱し、プチオニオンを入れて中火で炒め、残りの材料を入れ、煮立ってきたら蓋をして火を弱め、12~15分煮る。
保存容器に入れ、粗熱が取れたらレモン汁、レモンを加えて、冷蔵庫で冷やす。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志