料理の味を深めるお酢の基本レシピ
バジルの葉が爽やかな"揚げなすのサラダ"

バジルの葉が爽やかな"揚げなすのサラダ"

揚げて色が鮮やかななすに酢を合わせることで、さっぱりとしたサラダになります。料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。

“揚げなすのサラダ”のつくり方

揚げるとなすの色が鮮やかに。さらに酢の力でまぶしい「なす紺」に。バジルでイタリア風に香りづけ。ミントならばエスニック風になるから不思議です。

材料材料 (3~4人分)

なす5個
玉ねぎ大さじ3(みじん切り)
揚げ油適量
小さじ1/2
胡椒少々
大さじ3
バジルの葉6~7枚

1下ごしらえ

なすはへたを切り落とし、ピーラーで縦に3本皮をむき、厚さ3cmの輪切りにする。

2揚げる

揚げ油を高温(180℃)に熱してなすの1/2量を入れ、1~2分揚げて取り出し、残りも同様に揚げて取り出す。

3和える

ボウルになす、玉ねぎを入れ、塩、胡椒、酢を加えて混ぜ、冷ましてバジルを加え、器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。

料理のてほどき さしすせそ す
料理のてほどき さしすせそ す
味を深めるお酢の知恵

料理の手ほどき さしすせそ す
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833478373
2020年01月31日発売 /770円(税込)

文:中村裕子 写真:野口健志

中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。