揚げて色が鮮やかななすに酢を合わせることで、さっぱりとしたサラダになります。料理の味を深める酢を使いこなす基本レシピを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
揚げるとなすの色が鮮やかに。さらに酢の力でまぶしい「なす紺」に。バジルでイタリア風に香りづけ。ミントならばエスニック風になるから不思議です。
なす | 5個 |
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玉ねぎ | 大さじ3(みじん切り) |
揚げ油 | 適量 |
塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
酢 | 大さじ3 |
バジルの葉 | 6~7枚 |
なすはへたを切り落とし、ピーラーで縦に3本皮をむき、厚さ3cmの輪切りにする。
揚げ油を高温(180℃)に熱してなすの1/2量を入れ、1~2分揚げて取り出し、残りも同様に揚げて取り出す。
ボウルになす、玉ねぎを入れ、塩、胡椒、酢を加えて混ぜ、冷ましてバジルを加え、器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、「料理のてほどき さしすせそ す」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:野口健志