枝元なほみさんのびっくり揚げたまご
サクッとした衣に包まれた半熟の黄身がたまらない"卵フライ"

サクッとした衣に包まれた半熟の黄身がたまらない"卵フライ"

頬張るとサクッとした食感の後に、ねっとりと濃厚な卵の美味しさが広がります。料理研究家の枝元なほみさんに、たまごの世界が広がる「揚げたまご」レシピを教えてもらいました。

揚げれば無敵のご馳走になる!“卵フライ”のつくり方

生卵のフライという斬新なレシピですが、その味わいはどこか懐かしく感じる一品です。

材料材料 (1人分)

好みの数
生パン粉適量
揚げ油適量
中濃ソース適量
〈付け合わせ〉
ミニトマト適量

1油を温める

卵は常温に戻し、小さな器に割り入れておく。フライパン(直径24cm)に油1/2カップくらいを入れて弱めの中火にかけて温め始める。

2パン粉を入れる

油が少し温まってきたら生パン粉大さじ2~3を入れて直径8~10cmの円形に広げる。パン粉の端がじわじわしてきたら中央に卵をのせ、上から生パン粉大さじ2~3をのせ、油を1/2カップくらい足す。パン粉は油がぬるいうちから入れること。熱くなってから入れるとパーッと散ってしまう。

パン粉を入れる

3揚げる

油の中に散ったパン粉を油ごとすくいながら、卵の上にかける。少し色づいたらひっくり返し、さらに色づいたら取り出して油をきる(ここで軽く塩をふっても美味)。同様にして残りも揚げて皿に盛り、中濃ソースをかけ、ミニトマトを添える。1個目より2個目以降のほうがフライパンに油がなじんでうまく揚がる。

揚げる
完成

教える人

枝元なほみ 料理研究家

枝元なほみ 料理研究家

料理研究家。目の前に向かい合うべき素材があれば、味の記憶と経験をもとに、おいしく&楽しく、即興でレシピを進化させてしまう。一般社団法人「チームむかご」代表。

この記事はdancyu2019年10月号に掲載したものです。

文:岡村理恵 写真:宮濱祐美子