おやつの新定番
香りも彩りも豊かな"野菜とハーブのマフィン"

香りも彩りも豊かな"野菜とハーブのマフィン"

マフィン生地に塩が入っているので、食事としても楽しめるマフィンです。朝食にも、お弁当にもお薦めです。ヴィーガン菓子・料理研究家の今井ようこさんに食べごたえ十分、なのに体が重くならないおやつの新定番を教えてもらいました。

春のマフィン

豆腐と豆乳入りのマフィン生地はなめらかで、次の日もしっとり。基本の生地は同じで、具材にハーブと春野菜を入れることで、おやつにも軽食にもなる一品です。

“春野菜とハーブのマフィン”のつくり方

材料材料 (上径7.5×高さ4cmのマフィン型各6個分)

★ 生地
A
 ├ 薄力粉180g
 ├ 全粒粉45g(薄力粉タイプ)
 ├ アーモンドパウダー50g
 ├ てんさい糖60g
 └ ベーキングパウダー小さじ2
B
 ├ 木綿豆腐1/2丁(150g)
 ├ 米油大さじ5
 ├ メイプルシロップ大さじ3
 └ 豆乳120ml
小さじ1
ディル大さじ1(葉のみ)
タイム小さじ2(葉のみ)
クルミ40g(ローストしたもの)
芽キャベツ3個
ミニアスパラガス6本
ミニトマト各2個(赤・黄・オレンジ)
オリーブオイル大さじ1

1下準備

Bの木綿豆腐をザルにのせ、キッチンペーパーをかぶせて重しをし、150g(1/2丁)が120gになるまで、30分ほど置いて水をきる。マフィン型にはカップを入れる。オーブンは180℃に予熱する。

2素材を切る

ディルとタイム、クルミは刻む。芽キャベツは縦半分に切り、ミニアスパラガスは長さ3cmに切り、ミニトマトは半分に切る。

素材を切る

3粉を混ぜる

ボウルにAの薄力粉と全粒粉を合わせてふるい入れ、残りのAを加えてゴムベラで均一に混ぜ合わせる。

粉を混ぜる

4木綿豆腐を撹拌する

Bを計量カップなどの縦長の容器に入れ、ハンディブレンダーで撹拌してなめらかにする。

木綿豆腐を撹拌する

5粉と豆腐を混ぜる

3に4を加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。

粉と豆腐を混ぜる

6具材を混ぜる

粉気が少し残っている状態で、ディルとタイムとクルミを加えて混ぜる。

具材を混ぜる

7型に入れる

6を型に均等に入れ、野菜を押し込み、オリーブオイルをかける。

型に入れる

8焼く

180℃のオーブンで30分ほど、竹串を刺して何もついてこない状態まで焼く。

焼く
完成

教える人

今井ようこ

今井ようこ

ヴィーガン菓子・料理研究家。製菓学校を卒業した後、(株)サザビーリーグに入社、アフタヌーンティー・ティールームの商品企画・開発を担当。その後、独立。現在は商品開発やメニュー開発、焼き菓子の受注を行なうほか、野菜料理と体にやさしいお菓子の教室「roof」主宰。

※この記事の内容は、四季dancyu「春のレシピ」に掲載したものです。

四季dancyu 春のレシピ
四季dancyu 春のレシピ
A4変型 判(120頁)
2022年3月15日発売/1,100円(税込)

文:松原京子 撮影:邑口京一郎

松原 京子

松原 京子 (フードエディター&ライター)

食をメインとした雑誌や料理の書籍などで企画・編集・執筆を手がける。この業界に入って早うん十年、やれ試食だ試作だ、新しい店ができたんだって、この店の味は残さなきゃ、と外食を続けているうちに体重が増え続け、20代の頃の倍の重さに!(本当に倍の数字です)。一口じゃおいしさなんてわからない、全部食べてこそ真意がわかると思っている。家では真っ当な調味料と安全な食材でつくるシンプルな料理を心がける。