韓流豆皿つまみ
和えるだけで完成する"韓国風つまみ4品"

和えるだけで完成する"韓国風つまみ4品"

ちびちびと飲むのに最適なおつまみです。甘辛味が酒を呼びます。料理研究家の重信初江さんに、辛味と甘味のバランスが絶妙な韓流豆皿つまみを教えてもらいました。

ささっとできる前菜つまみ

どの料理も“和えるだけ”の簡単おつまみ。コチュジャンや柚子茶、なつめ、オリゴ糖などの甘味×パンチの効いた素材で韓国風の味わいが生まれる。

“さきいかのコチュジャン蜂蜜和え”のつくり方

コチュジャンの旨味と辛さにはちみつの甘味と風味が加わって、後を引く味に。小ねぎの香りがアクセントになる。

材料材料 (つくりやすい分量)

さきいか20g
小ねぎ1本
コチュジャン小さじ1/2
はちみつ小さじ1/2

1材料を和える

ボウルにさきいか、コチュジャン、はちみつを入れて和える。

2仕上げ

ねぎを長さ3~4cmに切って加え、全体を混ぜ合わせる。

“柚子茶ブルーチーズ”のつくり方

ブルーチーズに柚子茶の甘味をプラス。仕上げの粉唐辛子のひりっとした香りもポイント。柚子茶の代わりに、マーマレードを使っても。

材料材料 (つくりやすい分量)

ブルーチーズ20g
柚子茶大さじ1
黒パン2枚(薄切り)
韓国唐辛子少々(粉)

1材料を和える

ボウルにブルーチーズを入れて柔らかくし、柚子茶を加えて軽く和える。

2仕上げ

黒パンに等分に塗り、唐辛子をふる。

“なつめカマンベール”のつくり方

参鶏湯(サムゲタン)にもよく使われるなつめは、韓国ではおなじみの食材。自然な甘味が、カマンベールやシナモンとよく合う。

材料材料 (つくりやすい分量)

なつめ4個(乾燥)
カマンベール1/6個
クルミ5g(むき身)
シナモンパウダー少々

1下ごしらえ

なつめに切り込みを入れ、種を除く。クルミを粗く刻む。

2仕上げ

ボウルにカマンベールをちぎって入れ、クルミを加えて混ぜる。なつめに等分に詰め、シナモンをふる。

“ミニトマトのコッチョリ”のつくり方

コッチョリとは、即席キムチのこと。ナンプラーを使うことで、和えただけでも旨味のある味わいに。

材料材料 (つくりやすい分量)

ミニトマト6個
A
・ 韓国唐辛子小さじ1(粉)
・ 韓国魚醤小さじ1(またはナンプラー)
・ オリゴ糖小さじ1
・ えごま油小さじ1/3

1下ごしらえ

ミニトマトはヘタを取る。

2仕上げ

ボウルにAを入れて混ぜ合わせ、ミニトマトを加えて和える。

完成

教える人

重信初江 料理研究家

調理学校で助手として勤務後、料理研究家のアシスタントを経て独立。定番の家庭料理から、実用系、韓国をはじめ大好きな旅行で出合った海外の味まで、守備範囲が広い。雑誌、テレビなどで活躍中。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
A4変型判(120頁)
2022年12月16日発売 880円(税込み)

取材:岡村理恵  撮影:鈴木泰介