エダモン宴会における焼きそばは前菜。少しお腹を満たして、美味しく飲むのが宴会のコツだそう。テレビに雑誌にと大活躍な料理研究家、枝元なほみさんに飲兵衛歓喜の家宴会料理を教えてもらいました。
シンプルな焼きそばは、枝元さんの宴会ではスターター。何か少し胃に入れることで、安心してお酒が飲めます。最初に食べてしまえば、忘れたころに改めて〆のご飯が食べられる効果も(?)。鶏がらスープのもとの代わりに干し貝柱の紹興酒漬け大さじ2を使うとぐっと本場の味に!
海老麺 | 4玉(*) |
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ししとう | 適量(もしくはピーマン、にらなど1種類) |
植物油 | 大さじ1 |
A | |
・ 生姜 | 1片 |
・ 鶏がらスープのもと | 小さじ1/2 |
・ 紹興酒または酒 | 大さじ2 |
・ オイスターソース | 大さじ1と1/2 |
・ ナムプラー | 大さじ1/2 |
・ 豆板醤 | 小さじ1 |
*海老麺は、枝元さんが常備している香港の乾麺のひとつ。細麺で歯ごたえと風味あり。焼きそばのほか和え麺、ラーメンと自在に使える。
生姜はせん切り、ししとうは斜めに細切りにするなど食べやすく切る。
鍋に湯を沸かす。フライパンに油と生姜を入れて中火で熱し、ししとうを入れて炒め、いったん火を止めておく。
沸騰した湯に海老麺を入れてほぐれてくるまでゆでたら、ザルにあげる。麺が長いので、キッチンばさみで長さを適当に切る。
2のフライパンに3を入れて強めの中火で炒め合わせ、Aを入れて混ぜ合わせる。
劇団の役者兼料理主任から無国籍レストランのシェフとユニークな経歴の持ち主。「エダモン」の愛称で、テレビに雑誌に大活躍。社団法人チームむかごを設立して農業生産者をサポ ートする活動を行ったり、認定NPO法人ビッグイシュー基金の共同代表としてフードロス問題解消につながる「夜のパン屋さん」を企画したり、明るくバイタリティーあふれる活動家です。
※この記事の内容は、四季dancyu「冬のレシピ」に掲載したものです。
文:編集部 写真:田村昌裕