チーズとドイツパンを層にして仕上げた、オードブルサンド。ドイツパンの独特の酸味と深い味わい、チーズのコクと塩気、ひと塗りしたバターのコンビネーションが絶妙だ。料理研究家で、代官山の洋食店のオーナーシェフでもある坂田阿希子さんに、本格的な洋食店のサンドイッチを教わりました。
味の違う2種類のチーズでつくると、それぞれのおいしさが楽しめる。好みのチーズでOK。
ライ麦パン | 8枚(ロッゲンブロートなどのドイツパン/薄切り) |
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バター | 適量 |
スライスチーズ | 3枚(ゴーダ) |
スライスチーズ | 3枚(チェダー) |
タイムなどのハーブ | 少々 |
パン1枚の片面にバターをしっかりと塗り、ゴーダチーズ1枚をのせ、2枚目のパンにバターを塗り、塗った面を下にして重ねる。
上面にバターを塗り、さらにゴーダチーズを重ねる。同様にしてパンを4枚重ねにする。チェダーチーズバージョンも同様につくる。
最後のパンを重ねたらラップでぴっちりと包み、バットに入れて重しをし、冷蔵庫で1~2時間冷やす。
幅5~6mmに切り分け、タイムを添える。
フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ トーストとサンドイッチ」に掲載したものです。
文:松原京子 写真:木村 拓