スペインバル風豆皿つまみ
青い美味しさが際立つ"グリーンアスパラガスの素揚げ"

青い美味しさが際立つ"グリーンアスパラガスの素揚げ"

野菜を素揚げするだけ。なのにしみじみおいしい。茹でたアスパラにはない脂気のある青くフレッシュな味わいには泡がよく合い、ずっと食べ続けられる美味しさです。ワインを片手に、自宅でバル気分はいかが?今回はさまざまなバル風のつまみをマドリード滞在歴14年の料理研究家、丸山久美さんに教えてもらいました。

“グリーンアスパラガスの素揚げ”のつくり方

熱々をかじると、グリーンアスパラガスの青くフレッシュな香りが口いっぱいに広がる。すかさず、「カヴァ」をぐいっと飲み干そう。〈お薦め:スパークリングワイン〉

材料材料 (2人分)

グリーンアスパラガス4~8本(*)
揚げ油適量
適量

*アスパラガスの本数は、太さを見て加減する。

1アスパラの下準備

アスパラは根元の固い部分を落として2~3等分の長さに切り、串に刺す。

2揚げる

フライパンに油を入れて180℃に熱し、1を素揚げする。器に盛り、塩をふる。

揚げる
フライパンに浅く入れた油でサッと揚げれば、揚げ物も気軽。
完成

教える人

丸山久美 料理研究家

丸山久美 料理研究家

ツアーコンダクターとして世界中を回った後、スペイン・マドリードで14年暮らす。2001年に帰国後は、スペインの家庭料理を中心に料理教室を主宰しながら雑誌やウェブでも活躍。著書も多数出版。

※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 豆皿つまみと小鍋つまみ」に掲載したものです。

dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
dancyu定番シリーズ豆皿つまみと小鍋つまみ
A4変型判(120頁)
2022年12月16日発売 880円(税込み)

取材:鹿野真砂美 撮影:竹内章雄

鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。