「Spice飯店」の豆皿スパイスつまみ
燗酒が進む絶妙な塩加減!"塩煎り麻辣銀杏"

燗酒が進む絶妙な塩加減!"塩煎り麻辣銀杏"

割烹の旬メニューとしておなじみの塩煎り銀杏を、「Spice飯店」流のスパイシー仕立てに。プロ直伝の煎り技にも要注目。秋から冬の定番つまみが、ぐっとレベルアップすること請け合いです。スパイス料理でお酒を飲む楽しさは、一度体験したらやみつき必至。“スパイスと燗”を主軸に、ジャンルフリーの酒肴で魅了する西荻窪「Spice飯店」店主・岡本大佑さんに、家庭でも簡単につくれる絶品おつまみを習いました。

塩煎り麻辣銀杏のつくり方

塩をふって煎るのではなく、塩水を沸かして水分を蒸発させる“塩田方式”で味を入れる。塩の粒子が細かく、粉雪のようにサラサラに変化。塩味のカドが取れて甘味がアップ。スパイスミックスとのなじみ具合も、いい感じに。

おいしく飲むコツ
塩が殻にまぶされている状態が理想形。殻を割るときは、強くたたいてヒビを入れすぎないように注意。燗酒はどんなタイプでも合わせやすいが、ここでは「玉川」の低アルコール純米酒「やんわり」と。

材料材料 (2人分)

銀杏25個(殻付き)
120ml
13g
スパイスミックス3g(*)

*クミンパウダー、花椒パウダー、赤唐辛子粉を同量で合わせたもの

1銀杏にヒビを入れる

銀杏の継ぎ目の尖った部分を金槌などでたたき、ヒビを入れる。

2煮込み

鍋に1 、水、塩を入れて強火にかける。完全に水分がとんだら火を弱め、スパイスミックスを加えて塩が銀杏の殻にまぶされた状態になるまで焦がさないようにから煎りする。

煮込み

3仕上げ

2を器に盛り、完成。

完成

教える人

岡本大佑「スパイス飯店」店主

岡本大佑「Spice飯店」店主

おかもと・だいすけ アジア旅行でスパイスに開眼し、東京・富ヶ谷にあるスパイス酒場「酒坊主」や、学芸大学にあるイタリアン「レインカラー」で修業。2019年に西荻窪にスパイスを使ったつまみと、燗酒やナチュラルワインを出す「Spice飯店」を開店。

外観
「西荻窪駅」の南口から出て、まっすぐ住宅街を進むと現れる、スパイスの看板が目印。2019年2月開店。
店内
全11席(カウンター7席)。カード可。禁煙。平均予算5,000円~。ビール600円~、日本酒は800円~、グラスワイン800円~、ボトルワイン3,500円~。日本酒は燗に向くどっしり系、ワインはナチュラルワイン中心。

店舗情報店舗情報

Spice飯店
  • 【住所】東京都杉並区西荻南2‐19‐5
  • 【電話番号】03‐4400‐7785
  • 【営業時間】17:00~23:00(閉店)、土日祝は15:00~22:00(閉店)
  • 【定休日】火曜ほか不定休あり
  • 【アクセス】JR「西荻窪駅」から5分

文:堀越典子 撮影:竹之内祐幸

堀越 典子

堀越 典子 (ライター)

千葉県出身。武蔵野音楽大学卒業後、ピアノ講師→音楽系出版社→編集制作会社勤務を経て独立。気がつけば、もっぱら酒食部門担当のライターに。dancyuをはじめ雑誌、PR誌、WEB媒体に食・酒・旅まわりの取材記事を寄稿。大好物はスペイン。サンティアゴ巡礼路歩きが15年来のライフワーク。