中華食材と和の果物を、イタリアのハーブでつないだら、こんな素敵なアペリティフに。材料さえ揃えば後は切って、ちぎって、和えるだけ。一杯飲みながらでも、さくっと一品仕込める手軽さが最高です!スパイス料理でお酒を飲む楽しさは、一度体験したらやみつき必至。“スパイスと燗”を主軸に、ジャンルフリーの酒肴で魅了する西荻窪「スパイス飯店」店主・岡本大佑さんに、家庭でも簡単につくれる絶品おつまみを習いました。
浅漬けのザーサイと和梨ならではの軽快な歯ざわり、青っぽい爽やかさが、スターターや口直しにぴったり。アクセント役のフレッシュバジルが、全体の優しい味をきゅんと引き締めるいい仕事っぷり。
ザーサイ | 50g(浅漬けの青いもの) |
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梨 | 1/4個 |
A | |
・ オリーブオイル | 適量 |
・ 胡麻油 | 適量(焙煎) |
・ 赤唐辛子 | 1本分(輪切り) |
バジルの葉 | 8枚 |
白胡麻 | 適量 |
ラー油 | 少々 |
梨は皮をむき、芯を取って縦2つに切り、幅3mmに切る。ザーサイも幅3mmに切る。
ボウルにAを合わせて混ぜ、①を入れて和える。ちぎったバジルの葉を加えてさっくりと混ぜ、器に盛り、白胡麻、ラー油をふる。
おかもと・だいすけ アジア旅行でスパイスに開眼し、東京・富ヶ谷にあるスパイス酒場「酒坊主」や、学芸大学にあるイタリアン「レインカラー」で修業。2019年に西荻窪にスパイスを使ったつまみと、燗酒やナチュラルワインを出す「Spice飯店」を開店。
文:堀越典子 撮影:竹之内祐幸