トマトとチーズの、シンプルで直球のおいしさが味わえます。玉ねぎの甘味とトマトの酸味のバランスが焼きそばにぴったり。枠を決めることなく、アイデアに満ち溢れた味わい広がる家焼きそばを、料理家の今井 亮さんに教えてもらいました。
トマト缶でつくるので手軽、しかもフレッシュトマトよりも濃厚な味が短時間で出せる。ささっとすませたい平日のランチにもお薦め。
炒め始める前に麺の準備をしよう。香ばしくて歯ごたえのよい焼きそばに仕上げるための大きなポイントだ。
焼きそば麺 | 2玉(蒸し、太) |
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トマト缶 | 200g(ホール) |
玉ねぎ | 1/2個 |
にんにく | 1片 |
赤唐辛子 | 1本 |
オリーブオイル | 大さじ2 |
A | (混ぜ合わせる) |
・ 白ワイン | 大さじ1 |
・ 塩 | 小さじ1/3 |
パルメザンチーズ | 適量 |
トマトはボウルに入れて手でよくつぶす。玉ねぎはみじん切りにし、にんにくは半分に切る。唐辛子はヘタと種を取り除いて、半分に切る。
麺は電子レンジで加熱してからサラダ油大さじ1をひいたフライパンで両面をカリッときつね色になるまで焼いてほぐし、取り出す(上記参照)。
続けてフライパンにオリーブオイル大さじ1 、唐辛子、にんにくを入れて弱火で熱する。にんにくがきつね色になったら玉ねぎを加えて1分炒め、A、トマトを加えて混ぜ、弱めの中火で3分煮る。
麺を戻し入れて手早く炒め合わせ、器に盛ってすりおろしたチーズをかける。
京都府丹後市の日本海に面した海辺の町生まれ。高校を卒業後、京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。東京のフードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。枠を決めることなく、アイデアに満ちあふれるメニューを日々創り出す。テレビ、雑誌など多方面で活躍中。
※この記事の内容は、「dancyu定番シリーズ 焼きそば100レシピ」に掲載したものです。
取材:中村裕子 撮影:鈴木泰介