歯ざわりはカリッと、食べ進めると中はしっとり。さつまいもの甘い香りとシナモンの香りが漂う、おやつにもなる一品です。手軽でライトなボリュームながら、存在感際立つ副菜のレシピを料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
ほんのり甘くてシナモン風味。平らに焼いておやき風に。箸休めにぴったりです。
さつまいも | 1本(200g) |
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バター | 大さじ2 |
グラニュー糖 | 大さじ1 |
シナモンパウダー | 少々 |
さつまいもは皮のまま洗い、野菜スライサーで細いせん切りにする。
フライパンにバターを入れて弱火で溶かし、1を入れて蓋をして1分ほど、弱火で蒸し焼きにする。
全体を混ぜて炒め合わせてからフライ返しで押さえて平らにし、表面にグラニュー糖、シナモンパウダーをふり、フライ返しで4等分にして器に盛る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、四季dancyu「秋のレシピ」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:竹内章雄