さつまいもをカリッと焼くときは皮付きのほうが美味しく、皮の色も秋らしい。仕上げにはスパイスを効かせたカルダモンメイプルシロップをたっぷりかけて。自家製レシピで味わいも深まります。秋のおかずをおいしくするスパイスとハーブ使いをスパイスの達人・小堀紀代美さんに教えてもらいました。
オリーブオイルで焼いてバターと赤唐辛子で香りづけ。甘いのにちょっと辛いのが魅力です。カルダモンメイプルシロップをかけるとさらに甘辛ミックスが際立ちます。
さつまいも | 大1本 |
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オリーブオイル | 大さじ1 |
塩 | 適量 |
バター | 15g |
赤唐辛子 | 1本(ちぎって種を取る) |
黒粒胡椒 | 少々(つぶす) |
カルダモンメイプルシロップ | 適量 |
さつまいもは洗って皮付きのまま長さ6~7cmに切り、縦7~8等分の放射線状に切る。
さつまいもにオリーブオイルをからめてフライパンに入れ、塩ひとつまみをふり、弱めの中火でときどき返しながらじっくりと焼く。さつまいもに火が通ったらバターと赤唐辛子を加えて中火にし、表面がカリッと香ばしくなるまでさらに焼く。
器に盛り、塩、胡椒各少々をふり、カルダモンメイプルシロップをかける。
レストランのマダムからカフェ「LIKE LIKE KITCHEN」の料理担当を経て、現在は料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」主宰。確実においしくつくれるレシピにファンも多い。おいしいもの好きが高じて世界各国を食べ歩き、そんな経験から、スパイスやハーブ使いの達人でもある。
※この記事の内容は、「四季dancyu 秋のレシピ」に掲載したものです。
文:松原京子 撮影:邑口京一郎