お酒を呼び、アテにもふさわしいサンドイッチの理想形とは?その答えがここにあります。ちょっと贅沢に食材を奢ってこその、シンプルで、お酒好きのツボを突きまくるおつまみサンド。挟むだけ、重ねるだけでは終わらないガストロノミックな“肉サンド”秘蔵レシピ第15弾。東京・神楽坂にある大人気のビストロ「BOLT(ボルト)」のオーナーシェフの仲田高広さんが指南します。
上品な甘味の琉球伝統菓子“冬瓜漬け”、ボルディエの海藻入りバター、上質なスペイン産サラミを三層にサンド。キレキレで意表をつく素材の組み合わせに、仲田ワールドが炸裂!ウイスキーソーダやドライシェリーと一緒に、アペロでつまみたい。
サラミ | 50g |
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食パン | 2枚(1.5cm厚さ) |
バター | 40g(有塩) |
冬瓜漬け | 40g |
サラミ、バター、冬瓜漬けは、それぞれ厚みを4等分に切る。
パンをトースターで焼く。カリッとした焼き目がつくまで、しっかりめにトーストを。
パン1枚の片面にサラミ、バター、冬瓜漬けの順番に、それぞれ4切れを広げて重ね、もう1枚のパンで挟む。4等分にカットし、楊枝を刺し、器に盛る。
1981年生まれ。東京都出身。調理師学校卒業後、東京・銀座にあるフレンチの名店「マルディグラ」や、「レスプリミタニ」(閉店)で修業。その後フランスでの修業を経てオーストラリアへ。メルボルンのレストランやビストロなどで計6年間経験を積む。帰国後、東京・赤坂の居酒屋「まるしげ夢葉家」で修業し、2017年、居酒屋的感覚で自由にフレンチが楽しめる店「BOLT」を東京・神楽坂に開店。9席のカウンターは、毎晩食いしん坊の大人たちで満席だ。
文:堀越典子 撮影:海老原俊之