ミニトマトは、炒めることで甘味が増し味が凝縮します。少し濃い味の、おかずにもつまみにもなる一品です。料理名を聞いたら、味を浮かべることができる、そんな、誰もが知っているおなじみのおかずを、料理研究家の大庭英子さんに教えてもらいました。
ジャッと炒めて盛りつけて。熱した油が時間短縮の立役者。気負わずつくれるトマトの和風炒めです。
ミニトマト | 小8個 |
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長ねぎ | 30g |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
削り節 | 1袋(5g) |
味噌 | 小さじ1 |
トマトはへたを取り、長ねぎは薄い小口切りにする。
フライパンにサラダ油を熱してトマトを入れ、中火でさっと炒める。
ねぎを加えてさっと炒め、しんなりしたら削り節、味噌を加えて炒め合わせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
※この記事の内容は、手ほどきdancyu「基本の は」に掲載したものです。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介