ポルトガルの家庭料理
爽やかでフレッシュな美味しさ"マッシュルームのサラダ"

爽やかでフレッシュな美味しさ"マッシュルームのサラダ"

フレッシュなマッシュルームをマリネして、酸味が爽やかなサラダに仕上げます。少ない材料でパパッとつくれるのも嬉しいレシピです。日本人にも合う、シンプルで美味しいポルトガルの食文化に魅せられ、かの地に通って料理を教わった馬田草織さんに家庭料理のあれこれをご披露いただきました。

“マッシュルームのサラダ”のつくり方

ミントは変色しやすいので、食べる直前に和えること。ミントの代わりにコリアンダーやイタリアンパセリでもおいしい。

材料材料 (つくりやすい分量)

マッシュルーム8個
レモン汁大さじ2
オリーブオイル大さじ2
ミント適量
適量

1下ごしらえ

マッシュルームは石突きのかたい部分があれば取り除き、大きいものは4等分に、小さいものは半分に切る。

2仕上げ

1をボウルに入れてレモン汁を加えてからめ、塩、オリーブオイルを混ぜて味をととのえ、冷蔵庫で1時間以上(できれば一晩)、なじませる。食べる直前にミントの葉をちぎって和え、器に盛る。

完成

教える人

馬田草織

馬田草織

東京生まれ。出版社勤務の後、ライター、編集者として活動しつつ、ポルトガル料理研究家として自宅で料理教室「ポルトガル食堂」を主宰。著書に『ようこそポルトガル食堂へ』『ムイト・ボン!ポルトガルを食べる旅』など。

四季dancyu「秋のレシピ」
四季dancyu「秋のレシピ」
A4変型判(120頁)
2021年9月13日発売/1100円(税込み)

文:鹿野真砂美 撮影:宗田育子

鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。