酒が進む!ステーキつまみ
香りパン粉で味わい深まる"クリスピー・ステーキ"

香りパン粉で味わい深まる"クリスピー・ステーキ"

風味たっぷりの香りパン粉を使えばご馳走感アップ!キリリと冷えたビールと合わせるのがお薦めです。ワンパターンな味つけになりがちなステーキも、料理研究家の上田淳子さんの手にかかれば、あれよあれよという間にバリエーション豊かなつまみに変身。誰もが笑顔になる、お酒が進む豪快なステーキつまみを習いました。

“クリスピー・ステーキ”のつくり方

サクサクの香りパン粉と肉の旨味が渾然一体に。

合わせるのはビール!
サクサクの香りパン粉をのせて、気軽な揚げ物感覚が味わえるステーキ。マスタードがいい仕事をしていて、冷たいビールが飲みたくなる味わいです。

材料材料 (2人分)

ステーキ肉1枚(300~350g)(サーロイン、厚さ1.5cm)
小さじ1/3
胡椒適量
オリーブオイル大さじ1/2
★ 香りパン粉
・ パン粉大さじ4
・ にんにく小1片分(みじん切り)
・ パセリ大さじ1(みじん切り)
・ オリーブオイル大さじ1
フレンチマスタード大さじ1
レモン1/4個

1混ぜる

ボウルに、香りパン粉の材料を入れて混ぜ合わせ、よくなじませる。

2フライパンで焼く

肉は筋を切り、塩、胡椒をしておく。フライパンを強火にかけ、熱くなったらオリーブオイルをひいて、肉を入れ、片面30秒~1分を目安に両面を焼き、盛りつける面を上にして、アルミホイルを敷いた天板に取り出す。

3オーブンで焼く

2の肉にマスタードを塗って1をのせ、オーブントースターまたは200℃に温めたオーブンで、パン粉に焼き色がつくまで焼く。

4仕上げる

器に盛り、仕上げにレモンをぎゅっと搾る。

完成

教える人

上田淳子さん 料理研究家

上田淳子 料理研究家

フランス、スイスでの料理人を経て料理研究家へ。近年はフランスワイン産地で和食の紹介も行なう。著書は『はじめてのシャルキュトリー』(河出書房新社)など多数。

※この記事は『技あり!dancyuステーキ』に掲載したものです。

技あり!dancyuステーキ
技あり!dancyuステーキ
A4変型判(80頁)
ISBN:9784833476683
2017年12月29日発売/880円(税込)

文:瀬川 慧 撮影:工藤睦子

瀬川 慧

瀬川 慧 (ライター)

得意分野は料理、ワイン、食文化、旅、歴史など。単行本の企画、編集、執筆に『日本料理 銀座小十』(世界文化社)、『野﨑洋光の野菜料理帳』『里山に生きる「土樂」の食と暮らし』『懐石小室に教わる 一生ものの和のおかず』(家の光協会)、『和食神髄 小室光博』、『「すし」神髄 杉田孝明』(プレジデント社)などがある。