リゾットをつくらなくても、白いご飯にチーズとバターを合わせるだけで、リゾットのような旨味たっぷりご飯ができあがります。黒胡椒をガリガリと削って、アクセントにしましょう。バター愛あふれる料理研究家・坂田阿希子さんに、魔性の魅力を放つバター丼の美味しいつくり方を教わりました。
バターを仲立ちにすれば、チーズと黒胡椒は白ご飯にもピッタリ。シンプルながら深い味わいは、イタリア生まれの発酵食品・パルミジャーノチーズとバターのおかげ。黒胡椒は、香りがよいのでぜひ挽きたてを。
パルミジャーノチーズ | 大さじ2(直前にすりおろす) |
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温かいご飯 | 150g(茶碗1杯分) |
バター(有塩) | 10g |
黒胡椒 | 適量 |
どんぶりにご飯を盛り、パルミジャーノチーズをのせる。
バターをのせ、黒胡椒をふる。
フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。
この記事は「技あり!dancyuどんぶり」に掲載したものです。
文:遠藤綾子 写真:原 ヒデトシ スタイリング:肱岡香子