バターの海の中でじっくりと火を入れた鶏の手羽中は、ふっくらやわらか。ミルキーなバターのコクとローズマリーの香りをまとった至福の味です。開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・神泉のイタリアン「オルランド」の小串貴昌さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!
鶏むね肉でつくるトスカーナ料理の小串流アレンジ。間違ってもオリーブオイルで代用せず、バター100%でつくってこそ。残ったバターには鶏の旨味が溶け出しているので、パンを浸して味わって。
鶏手羽中 | 250g(ハーフカット) |
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バター | 100g(食塩不使用) |
ローズマリー | 1枝 |
にんにく | 1片 |
レモン | 1/4個 |
塩 | 2.5g |
直径15cmの小鍋にバター、ローズマリー、にんにくを入れて弱火にかける。
鶏肉に塩をふってよくもみ込み、1に入れる。ときどき肉を返し、弱火でゆっくり火を入れていく。
肉に火が通って色づいてきたら、レモンをギュッと搾って、残りも皮ごと鍋の中に入れる。肉の皮目を下にして、仕上げは強火にする。皮目がこんがり色づいたら再び表に返して、火を止める。
東京・神泉にて、シンプルにおいしいイタリア料理と自然なワインを提供している。家族のバーベキューでは、チキンナゲットを炭火でカリッと焼くのがマイブーム。
※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。
写真:鈴木泰介 構成:編集部