美味しい「外ごはん」をつくろう!
ライムの香りが爽やかな"旬野菜とイカのタブレ"

ライムの香りが爽やかな"旬野菜とイカのタブレ"

タブレとは、粒上のパスタ”クスクス”を使ったフランスのサラダです。ライムの皮の香気と搾り汁の酸味をまとったクスクスと夏野菜、イカの上質なハーモニー!彩りやみずみずしさを凝縮した一品です。開放感たっぷりの外で飲むお酒、味わうごはんは気持ちいいし、美味しいですよね。そんな「外ごはん」のために、東京・新富町のフレンチ「ビストロシンバ」の菊地佑自さんが本気で考えた、オープンエアな美味レシピをご紹介します!

“夏野菜とイカのタブレ”のつくり方

彩り豊かな夏野菜を使って、さっぱりと味わいたいタブレ。上にのせる野菜とイカはあらかじめ準備しておき、フライパンで仕上げる。具材ごとに合う味つけをすることで、ワンランク上のおいしさに昇格するのだ。

材料材料 (3~4人分)

クスクス100g
A
・ 水100ml
・ 塩2g
・ EXバージンオリーブオイル25g
ライム適量
スペアミント適量(せん切り)
パクチー適量(せん切り)
★ [具材]
イカ80g(鹿の子切りにして一口大に切る)
モロッコいんげん2本(ゆでる)
さやいんげん2本(ゆでる)
オクラ1本(ゆでる)
枝豆 4~5さや分(ゆでて豆を出す)
水なす50g
ミニトマト5~6個(赤、黄、緑)
オリーブオイル適量
ビネグレットソース大さじ2
★ ビネグレットソースの材料
B
・ シェリービネガー25g
・ ディジョンマスタード3g
・ 塩適量
白胡椒適量
EXバージンオリーブオイル80g

1クスクスを弱火にかける

フライパン(直径24cm)にクスクス、Aを入れて、よく混ぜる。弱火にかけて、軽く温まったら蓋をして火を止め、10分ほどおいてもどす。

クスクスを弱火にかける

2イカを炒める

イカは塩、胡椒各少々(各分量外)をふり、少量のオリーブオイルで炒めておく。モロッコいんげんとさやいんげん、オクラは幅1~2cmの斜め切りにする。水なすは1cm角に切り、ミニトマトは2等分する。

3混ぜる

1のクスクスがふっくらもどったら、ライムの皮適量をすりおろし、全体をパラパラにほぐすように混ぜる。さらに、ミントとパクチーも加えて混ぜる。

混ぜる

4ビネグレットソースをつくる

ボウルにBの材料を入れ、よく混ぜる。オリーブオイルを細く垂らしながら加え、泡立て器で乳化させながら混ぜる。

5ソースで和える

ボウルに2のいんげん類、オクラ、ミニトマトを入れ枝豆も加えて、ビネグレットソースで和える。

6ライム果汁を和える

別のボウルに2のイカと水なすを入れ、オリーブオイル大さじ1、ライムの皮のすりおろし少々を加え、ライム果汁を少し搾って和える。

7仕上げ

3のクスクスの上に、5と6の具材をまんべんなくのせる。あれば、市販の新玉ねぎのピクルスをのせ、パクチーや大根の花を飾る(すべて分量外)。

完成

教える人

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

菊地佑自 「ビストロシンバ」オーナーシェフ

フランスでは三ツ星店からビストロまで、幅広い経験を積み腕を磨く。2015年、新富町に同店を開業。今の季節、開放感のある窓際の席はオープンエア気分も楽しめる。

店舗情報店舗情報

ビストロシンバ
  • 【住所】東京都中央区銀座1‐27‐8
  • 【電話番号】03‐6264‐4218
  • 【営業時間】17:30~24:00(L.O.23:00)
  • 【定休日】月曜・第3火曜日
  • 【アクセス】東京メトロ「新富町駅」より3分

※この記事は「dancyu アウトドアクッキング 外でもおいしく!」に掲載したものです。

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A4変型判(92頁)
2021年6月11日発売/880円(税込み)

写真:中垣美沙 構成:編集部