ほっこり滋味深い春の食材が、ザーサイの塩気と旨味でエッジが効いたおつまみに。料理研究家の今井亮さんに、中華料理のエッセンスと技を加えた、迫力のある春の大皿料理を習いました。
味つきザーサイの塩辛さをじゃがいもとそら豆が上手に和らげ、マヨネーズがすべてを包み込む。胡麻油の香りも印象的です。小腹が空いたときの軽食にもお薦めです。
新じゃがいも | 2個 |
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そら豆 | 100g |
ザーサイ | 50g(味つき) |
バゲット | 1/2本 |
マヨネーズ | 大さじ3 |
粗挽き黒胡椒 | 少々 |
胡麻油 | 小さじ1 |
じゃがいもは洗って1つずつラップで包み、電子レンジで3~4分ずつ加熱する。そら豆は洗って1カ所切れ目を入れて耐熱皿に並べてラップをし、レンジで3分加熱する。
ザーサイは粗みじんにする。バゲットは厚さ1cmの斜め切りにする。
ボウルに1を入れて粗くつぶし、ザーサイ、マヨネーズを混ぜる。
バゲットをトースターで軽く焼き、3をのせる。皿に盛り、黒胡椒、胡麻油をかける。
1986年生まれ。京都府京丹後市出身。日本海に面した地域で生まれ、大自然と大家族の中で育つ。京都市内の中華料理店で5年間修業後、東京へ。フードコーディネーター学校を卒業後、料理家などのアシスタントを経て独立。料理教室『亮飯店』主宰。著書に『美酒佳肴 中華つまみ』。
文:椙下晴子 写真:田村昌裕
この記事は四季dancyu「春のキッチン」に掲載したものです。