アボカドを和え衣に仕立て、ゆでたきのこを合わせます。爽やかさで、さっぱりした一品です。アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。
★ 【和え衣】 | |
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・ アボカド | 小1個 |
・ レモン汁 | 大さじ1 |
・ 醤油 | 小さじ1/2 |
・ 塩 | 小さじ1/4 |
しめじ | 100g |
えのき茸 | 小1袋(100g) |
★ 【きのこの下ゆで用】 | |
・ 熱湯 | 約4カップ |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ レモン汁 | 小さじ1/2 |
しめじは根元を少し切り落として1本ずつほぐす。えのきは根元を切り落として長さを半分に切り、根元に近い部分はほぐす。
鍋に下ゆで用の材料を入れて火にかけ、きのこを入れて混ぜ、煮立ってきたら、5分ほどゆでてザルにあげて冷ます。
アボカドは縦半分にして種を取り、皮つきのまま中身をスプーンでボウルに取り出す。
フォークまたは泡立て器で細かくつぶし、レモン汁、醤油、塩を加えて調味して和え衣をつくり、きのこを加えて和える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。