白いごはんに合うアボカドレシピ
とろけてジューシーな"アボカドのメンチカツ"

とろけてジューシーな"アボカドのメンチカツ"

種にざっくりとアボカドを混ぜて、とろける美味しさを堪能しましょう!アボカドを「豆腐」のように使って、ご飯がすすむおかずに仕上げます。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

アボカドのメンチカツのつくり方

大好物のメンチカツにアボカドをプラスすると、驚くほどホクホクに。ソフトな食感で挽き肉の旨味もがっちりキープ。いいことずくめ。

材料材料 (2人分)

アボカド小1個
小麦粉大さじ1
★ 【挽き肉だね】
・ 合挽き肉160g
・ 玉ねぎ1/4個分(みじん切り)
・ バター小さじ1
・ パン粉大さじ4
・ 牛乳大さじ2
・ 溶き卵1/2個分
・ 塩小さじ1/2
・ 胡椒少々
★ 【衣】
・ 小麦粉適量
・ 溶き卵1/2個分
・ パン粉適量
揚げ油適量
ベビーリーフ30g

1挽き肉だねをつくる

玉ねぎは耐熱の器に入れて600Wの電子レンジで20秒ほど加熱して冷ます。ボウルにパン粉、牛乳を入れてふやかし、残りの挽き肉だねの材料を加えて手で粘りが出るまで混ぜる。

2アボカドの下準備

アボカドは縦半分にして種を取り、皮をむく。1cm角に切り、ボウルに入れて小麦粉をまぶす。

3混ぜて成形する

挽き肉だねに2を加えて混ぜ、4等分にして丸く形づくり、小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をつける。

混ぜて成形する
挽き肉だねは粘りが出るまでよく混ぜてからアボカドを加え、ざっくりと混ぜ合わせます。

4揚げる

揚げ油を中温(175℃)に熱して3を入れ、弱火にして途中裏に返しながら8分ほど揚げ、最後に高温にしてカリッとさせて取り出す。器にベビーリーフを敷き、メンチカツを盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

使えるdancyuアボカド
使えるdancyuアボカド
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833479349
2020年11月16日発売 / 880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。