ご飯に合うのはもちろん、お酒のつまみにもなる一品です。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。
アボカドにはしっかり下味をつけてから揚げるのがポイント。さつまいもを合わせてホクホク同士の共演。さつまいもはゆっくり素揚げにして、甘味を引き出します。
アボカド | 大1個 |
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★ 【アボカドの下味用】 | |
・ 醤油 | 大さじ1 |
・ レモン汁 | 大さじ1/2 |
・ 生姜汁 | 小さじ1/2 |
さつまいも | 小1/2 |
片栗粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量 |
アボカドは縦半分にして種を取り、さらに縦3等分のくし形に切って皮をむく。
ボウルに下味用の材料を入れてアボカドを加え、手で軽く混ぜて6~8分おき、下味をつける。
さつまいもは皮のまま洗い、長い乱切りにして水で洗い、水気を拭く。
フライパンに深さの1/2まで揚げ油を入れ、低めの中温(170℃)に熱してさつまいもを入れる。弱火で5~6分、竹串がすっと通るくらいやわらかくなったら高温にし、さっと揚げて取り出す。
続けて、アボカドの水気を拭き、片栗粉を薄くまぶして入れ、高温で1分ほど揚げて取り出し、さつまいもとともに器に盛り合わせる。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。