白いごはんに合うアボカドレシピ
甘辛味が食欲をそそる"アボカドの竜田揚げ"

甘辛味が食欲をそそる"アボカドの竜田揚げ"

ご飯に合うのはもちろん、お酒のつまみにもなる一品です。甘辛味はもちろん、焼いたり、煮たり、揚げたりと、いろいろな調理にオールマイティーに使えるアボカドレシピを、料理研究家の大庭英子先生に習いました。

アボカドの竜田揚げのつくり方

アボカドにはしっかり下味をつけてから揚げるのがポイント。さつまいもを合わせてホクホク同士の共演。さつまいもはゆっくり素揚げにして、甘味を引き出します。

材料材料 (2人分)

アボカド大1個
★ 【アボカドの下味用】
・ 醤油大さじ1
・ レモン汁大さじ1/2
・ 生姜汁小さじ1/2
さつまいも小1/2
片栗粉適量
揚げ油適量

1アボカドの下準備

アボカドは縦半分にして種を取り、さらに縦3等分のくし形に切って皮をむく。

2下味をつける

ボウルに下味用の材料を入れてアボカドを加え、手で軽く混ぜて6~8分おき、下味をつける。

3さつまいもの下準備

さつまいもは皮のまま洗い、長い乱切りにして水で洗い、水気を拭く。

4さつまいもを揚げる

フライパンに深さの1/2まで揚げ油を入れ、低めの中温(170℃)に熱してさつまいもを入れる。弱火で5~6分、竹串がすっと通るくらいやわらかくなったら高温にし、さっと揚げて取り出す。

5アボカドを揚げる

続けて、アボカドの水気を拭き、片栗粉を薄くまぶして入れ、高温で1分ほど揚げて取り出し、さつまいもとともに器に盛り合わせる。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は「使えるdancyuアボカド」に掲載したものです。

使えるdancyuアボカド
使えるdancyuアボカド
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833479349
2020年11月16日発売 / 880円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。