きのこの香りと旨味がしっかり効いた、箸休めとしても優秀なさっぱり酢の物です。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
焼くとさらに香りがよくなるきのこです。
大根おろしをからめた上品な酢の物は、おもてなしのときの副菜にもおすすめ。
生椎茸 | 4個 |
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舞茸 | 100g |
きゅうり | 1/2本 |
塩 | 小さじ1/3 |
大根おろし | 200g(水気をきって100g) |
★ 調味料 | |
・ 酢 | 大さじ3 |
・ 砂糖 | 大さじ2/3 |
・ 塩 | 小さじ1/5 |
生椎茸は石突きを切り、舞茸は食べやすく手で裂く。
グリルにきのこを並べて強火で5~6分、しんなりするまで焼いて取り出し、椎茸は縦4等分に切る。舞茸は長さを半分に切る。
きゅうりは厚さ3mmの輪切りにしてボウルに入れ、塩をふって全体にまぶし、10~15分おいてから水で洗い、水気を拭く。
大根おろしは軽く水気をきり、ボウルに移す。調味料を加えて混ぜ、焼ききのこ、きゅうりを入れて全体を和える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。