冬の定番おかず&副菜レシピ
香り高いさっぱり酢の物"焼ききのこのおろし和え"

香り高いさっぱり酢の物"焼ききのこのおろし和え"

きのこの香りと旨味がしっかり効いた、箸休めとしても優秀なさっぱり酢の物です。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。

“焼ききのこのおろし和え”のつくり方

焼くとさらに香りがよくなるきのこです。
大根おろしをからめた上品な酢の物は、おもてなしのときの副菜にもおすすめ。

材料材料 (2~3人分)

生椎茸4個
舞茸100g
きゅうり1/2本
小さじ1/3
大根おろし200g(水気をきって100g)
★ 調味料
・ 酢大さじ3
・ 砂糖大さじ2/3
・ 塩小さじ1/5

1下ごしらえ

生椎茸は石突きを切り、舞茸は食べやすく手で裂く。

2煮る

グリルにきのこを並べて強火で5~6分、しんなりするまで焼いて取り出し、椎茸は縦4等分に切る。舞茸は長さを半分に切る。

3きゅうりに塩をふる

きゅうりは厚さ3mmの輪切りにしてボウルに入れ、塩をふって全体にまぶし、10~15分おいてから水で洗い、水気を拭く。

4仕上げ

大根おろしは軽く水気をきり、ボウルに移す。調味料を加えて混ぜ、焼ききのこ、きゅうりを入れて全体を和える。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。

四季dancyu「冬のキッチン」
四季dancyu「冬のキッチン」
A4変型 判( 120 頁)
ISBN: 9784833479493
2020年12月10日発売/1000円(税抜き)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。