鶏ささみをつかったあっさりしつつも食べ応えのある副菜です。しみじみおいしくて、食べてほっとする「定番」の料理を料理研究家の大庭英子さんに教わりました。
ささみは電子レンジで加熱して蒸します。
蒸し汁に浸しながら冷ましてゆっくり味をしみ込ませるのがポイント。
手で裂くとからし酢醤油がしっかりからみます。
小松菜 | 1束(200g) |
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塩 | 少々(下ゆで用) |
鶏ささみ | 3本(120g) |
★ 下味用 | |
・ 酒 | 大さじ1 |
・ 塩 | 少々 |
★ 和え衣 | |
・ 醤油 | 大さじ1と1/2 |
・ 酢 | 大さじ2 |
・ 砂糖 | 小さじ1 |
・ 練りがらし | 小さじ1/2 |
ささみは筋を取り、耐熱の皿に間隔をあけて並べ、下味用の酒、塩をふってラップをふんわりとかけ、600Wの電子レンジで2分ほど加熱してそのまま冷まし、手で食べやすい大きさに裂く。
小松菜は根元に十文字に切り込みを入れて水に10分ほど浸し、茎と茎の間の泥などを落とし、洗って水気をきる。塩を加えたたっぷりの熱湯に1/3量ほどを入れて1~2分ゆで、冷水にとって冷ます。同様にしてすべてゆでて水気を絞り、長さ3cmに切る。
大きめのボウルに(和え衣用の)調味料を入れて混ぜ、ささみ、小松菜を入れて全体をよく混ぜて和える。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は四季dancyu「冬のキッチン」に掲載したものです。