秋の食材を上手に使いこなして、食卓を飾りたい。でもさんまって塩焼き以外でどう食べたらいいか分からない。そんなさんま使った料理を、料理研究家の重信初江さんに教わります。食卓がぐっと秋らしく、華やかになるレシピをご紹介します!
さんま | 2尾 |
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ぶどう | 10~12粒(巨峰など) |
ペコロス* | 7~8個(200g) |
オリーブオイル | 大さじ1/2 |
A | |
・ バルサミコ酢 | 大さじ2 |
・ 塩 | 小さじ1/3 |
・ 粗挽き黒胡椒 | 少々 |
*なければ玉ねぎ1/2個を幅7~8mmのくし形に切ったもので代用可
さんまは頭を切り落とし、3等分に切って内臓を除き、冷水で洗ってキッチンペーパーで水気を押さえる。
ペコロスはぬるま湯に10分ほどつけてから皮をむく。ぬるま湯につけておくとむきやすい。皮をむいたら半分に切る。
フライパンにオリーブオイルを熱して1、2を並べ、中火で2~3分、上下を返し2~3分焼く。
洗って水気を拭いたぶどうを入れてAを注ぎ、強めの中火でぶどうの皮が少し弾けるくらいまで1分ほど煮詰め、火を止める。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビなどで活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。晩ごはん献立』など著書多数。インスタグラムもおいしそう。
このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。
文:椙下晴子 撮影:鈴木泰介