夏にぴったりの生姜スイーツを二品ご紹介します。生姜をつかったデザートは、スカっと爽やかな辛味と香りが魅力です。料理研究家の大庭英子さんに、簡単にできて満足感たっぷりのひんやりデザートを教えてもらいました。
砂糖漬けは冷蔵庫につくりおきしておけば1片、2片つまんでスッキリ。口さみしいときにもおすすめ。体がシャキッとします。
ゼリーの新生姜は皮をむかずに使うことで、生姜の香りがより鮮烈に感じられます。
新生姜 | 200g |
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グラニュー糖 | 100g |
レモン汁 | 大さじ3 |
生姜は皮のまま洗って水気を拭き、幅1cmの輪切りにする。
保存瓶に生姜を入れてグラニュー糖、レモン汁を加え、蓋をして途中上下を返すように混ぜ、冷蔵庫で1週間、砂糖が完全に溶けてややピンク色に染まるまで漬ける。
新生姜は皮をむかずに使うことで、生姜の香りがより鮮烈に感じられます。
新生姜 | 30g |
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粉ゼラチン | 大さじ1/2 |
ゼラチンをふやかす水 | 大さじ1と1/2 |
水 | 1カップ |
グラニュー糖 | 30g |
レモン汁 | 大さじ1 |
粉ゼラチンは分量の水にふり入れてふやかす。
生姜は皮のまま洗い、飾り用に薄い輪切りにして数枚残し、残りはすりおろす。
鍋に水、グラニュー糖を入れて中火にかけて砂糖を煮溶かし、2を加えてひと煮立ちさせる。火を止めてレモン汁と1を加え、混ぜて溶かす。
万能こし器でこし、飾り用の生姜は取りおく。
粗熱を取って器に流し入れ、冷蔵庫で2~3時間冷やし固める。食べるときに生姜の輪切りを飾る。
身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。
文:中村裕子 写真:鈴木泰介
この記事は四季dancyu「夏の食卓。」に掲載したものです。