夏に食べたいひんやりデザートレシピ
食感が楽しい本格和スイーツ!"抹茶淡雪"

食感が楽しい本格和スイーツ!"抹茶淡雪"

本格的な抹茶スイーツに挑戦してみませんか?ふわふわ食感とぷるぷる食感が同時に楽しめる、魅力的な一品です。料理研究家の大庭英子さんに、簡単にできて満足感たっぷりのひんやりデザートを教えてもらいました。

“抹茶淡雪”のつくり方

メレンゲを加えてつくると、あら、不思議。型から出すと、なんと2層に!
食感も違う楽しい和スイーツの出来上がりです。

材料材料 (6人分)

抹茶小さじ2
熱湯大さじ2
粉寒天4g
1と1/2カップ
グラニュー糖80g
卵白1個分

1抹茶を溶かす

抹茶に熱湯を注ぎ、抹茶を溶かす。

2混ぜ合わせる

鍋に水、粉寒天を入れ、混ぜながら中火にかける。煮立ってきたら火を弱め、3~4分煮てグラニュー糖を加え、煮溶かして火を止める。1の抹茶を入れて混ぜ合わせる。

3泡立てる

ボウルに卵白を入れて泡立て器で固く泡立てる。

4冷ます

3に熱い2を少しずつ加えながら全体を混ぜ、水で濡らした流し缶に入れて冷まして固め、冷蔵庫で冷やす。

5仕上げ

流し缶から淡雪羹を取り出して食べやすく切り、器に盛る。

完成

教える人

大庭英子 料理研究家

大庭英子 料理研究家

身近な食材を使い、特別な調味料を使うことなくつくるシンプルな料理は、圧倒的においしいと定評がある。和洋中を問わず、多くのカテゴリーのメニューを提案。その斬新なアイデアには目をみはるものがある。

文:中村裕子 写真:鈴木泰介

この記事は四季dancyu「夏の食卓。」に掲載したものです。

夏の食卓。
四季dancyu「夏の食卓。」
A4変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833477079
2018年6月5日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。