常備菜としてお薦めしたい、香りも美味しいねぎのマリネです。“時間がおいしくしてくれるもの”をテーマに活動するオカズデザインの二人は、東京と岡山で二拠点生活をしています。文字どおり「水が合った」という蒜山・中和で暮らすようになって、今まで以上に、手の届く範囲のものを使って料理をするようになったそう。そんな二人の自宅ごはんを習いました。
赤ワインビネガーとレモン汁を使うので、酸味がやわらかく香りのよいマリネに。焦げたねぎの香ばしさがワインにも日本酒にも合います。つくり置きに重宝する一品。
長ねぎ | 2本分(約120g)(白い部分、太めのもの) |
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オリーブオイル | 大さじ6 |
赤ワインビネガー | 大さじ2 |
レモン汁 | 大さじ2 |
醤油 | 小さじ2 |
砂糖 | 小さじ2 |
塩 | 小さじ2/3 |
柚子胡椒 | ほんの少し |
ねぎは長さ5~6cmにきっちり揃えて切る。
赤ワインビネガー、醤油、砂糖、塩を小鍋に入れて強火にかけ、砂糖が溶けたらすぐ火を止め容器に入れる。レモン汁と柚子胡椒を入れてよく混ぜ、オリーブオイルを細くたらしながら混ぜ続ける。
1を網で焼く。全体をこんがりと焼いたら熱いうちに2に入れる。粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて1日おく。
ねぎを取り出し、器に盛る。好みで黒胡椒やハードチーズ(分量外)を削りかけてもおいしい。
2000年結成。書籍や広告のレシピ制作・器の開発・映画やドラマの料理監修などを手がける。東京都杉並区にて、器と料理の店「カモシカ」をオープン。作家の器の展示、季節の保存食の販売をはじめ、食にまつわる企画を開催している。著書に『二菜弁当』『マリネ』など。映像では映画『食堂かたつむり』、NHK朝の連続テレビ小説『半分、青い。』などの料理指導、監修・制作を担当。
写真:キッチンミノル 文:椙下春子
この記事は四季dancyu「春の食卓。」に掲載したものです。