瑞々しい新じゃがを加えることで、軽やかな仕上がりになります!春から初夏限定、畑からの賜り物の新じゃが。貯蔵されていない、採れたてのじゃがいもに限って“新”の名称が与えられます。その名のとおり、みずみずしくて新鮮な香り。皮が薄くてやわらかいのも特徴です。丸ごと揚げて、焼いて、ゆでて!せん切りにして、シャッキリ食感を楽しむのもお薦めです。季節限定の香りとホクホクを日々の食卓に!
じゃがいもをすりおろしてつくります。ふわふわ、もっちり。じゃがいもならではの食感で、一度食べたらやみつきになりそう。生地にひそんでいるちくわもいい仕事をしています。
新じゃがいも | 3個(大) |
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キャベツ | 100g |
長ねぎ | 8cm |
ちくわ | 1本 |
豚バラ肉 | 3枚(約100g)(薄切り) |
卵 | 1個 |
小麦粉 | 大さじ2 |
サラダ油 | 大さじ1と1/3 |
塩 | 小さじ1/4 |
胡椒 | 少々 |
醤油 | 大さじ1/2 |
削り節 | 適量 |
青海苔粉 | 少々 |
じゃがいもは皮をむいたら水に浸し、さっと洗って水気をきる。キャベツは長さ3~4cmのせん切りに、ねぎは小口から薄切りにする。ちくわは薄い輪切りにする。豚肉は長さを半分に切る。
じゃがいもはすりおろし、万能こし器にさっと通して軽く水気をきる。大きめのボウルに入れて卵、小麦粉、塩、胡椒を加えて混ぜる。
キャベツ、ねぎ、ちくわも加えて大きく混ぜる。
直径26cmのフライパンにサラダ油小さじ1を薄くひき、中火で熱して豚肉を並べ、その上に3の生地をのせる。中火で3~4分焼いてから弱火にして4~5分焼く。裏に返してサラダ油大さじ1をまわりから流し入れて中火で3分ほど焼き、さらに弱火で4~5分焼く。器に盛って醤油を刷毛で塗り、削り節、青海苔粉をふる。
「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は使えるdancyu「じゃがいも」に掲載したものです。