朝食にもつまみにもなる一品です。新じゃがもベーコンも香ばしく焼いて、食感を楽しみましょう。春から初夏限定、畑からの賜り物の新じゃが。貯蔵されていない、採れたてのじゃがいもに限って“新”の名称が与えられます。その名のとおり、みずみずしくて新鮮な香り。皮が薄くてやわらかいのも特徴です。丸ごと揚げて、焼いて、ゆでて!せん切りにして、シャッキリ食感を楽しむのもお薦めです。季節限定の香りとホクホクを日々の食卓に!
ハッシュドブラウンポテト=茶色の刻みじゃがいも、という名のとおり、せん切りにしたじゃがいもをカリカリに焼きます。カリカリベーコンとともに。目玉焼きをプラスしても。サワークリームでさっぱりと。
新じゃがいも | 2~3個(大) |
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塩 | 少々 |
ベーコン | 6枚(薄切り) |
サラダ油 | 適量 |
サワークリーム | 適量 |
じゃがいもは皮をむいたら水に浸し、さっと洗って水気をきり、野菜スライサーで太めのせん切りにして塩をふり、全体を混ぜる。
ベーコンは長さを3~4等分に切る。フライパンにサラダ油少々を熱してベーコンを入れて弱火でゆっくり、カリカリになるまで炒め、取り出す。
ベーコンから出た脂を1/2量取り分け、サラダ油大さじ1を足して熱し、1のじゃがいも70~80gを、間隔をあけて入れ、中火でゆっくり、色よく焼き、裏に返して同様に焼いて取り出す。ベーコンの脂を戻し入れてサラダ油大さじ1を足し、残りも同様に焼く。
器に4のハッシュドブラウンポテトを盛ってベーコンをのせる。サワークリームをかけて召し上がれ。
「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。
文:中村裕子 写真:原ヒデトシ
この記事は使えるdancyu「じゃがいも」に掲載したものです。