本気のチーズトースト
日本酒に合う和風な一枚"パルミジャーノ・レッジャーノと明太子のトースト"

日本酒に合う和風な一枚"パルミジャーノ・レッジャーノと明太子のトースト"

明太子が入ると、一気に日本酒に合う和風トーストに。パルミジャーノの塩気がいいアクセントです。チーズトーストは、手軽なもの。そう思い込んで、手を抜いていないだろうか。チーズの種類や質、パンとの相性。ちょっと本気を出せば、絶品チーズトーストが待っている!

“パルミジャーノ・レッジャーノと明太子のトースト”のつくり方

焼きたてのトーストの余熱でパルミジャーノがやわらかくなり、明太子バターとよくからむ。明太子と万能ねぎから醸し出される和風の味わいは、しっかりした味わいの日本酒、焼酎にぴったり。万能ねぎをシブレット(洋風のねぎ)に代えて風味のしっかりした白ワインと合わせるのもよし。塩分が気になる場合はバターを無塩に。

パルミジャーノ・レッジャーノ
イタリア東部、エミリア・ロマーニャ州のハードチーズ。最低でも1年は熟成させて力強い香りやコクを引き出す。表面の白い粒は、牛乳のタンパク質から分解されたアミノ酸(旨味成分)の結晶。塊からおろしたてを使いたい。

材料材料 (1人分)

パルミジャーノ・レッジャーノ20g
食パン1枚(8枚切り)
明太子1腹
有塩バター20g
万能ねぎ適量(みじん切り)

1バターと明太子を塗る

バターはあらかじめ常温にしておき、やわらかくなったら明太子と練り合わせて食パンに塗る。

2焼く

食パンをオーブントースターで焼き、パンがさっくりと焼けてきたらお皿に移して、パルミジャーノ・レッジャーノをすりおろしながら全体にかけた後、万能ねぎを散らして出来上がり。

完成

文:吉田彩乃 写真:神林 環

※この記事は技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。

技あり!dancyu「チーズ」
技あり!dancyu「チーズ」
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833477352
2018年10月30日発売 /880円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。