今日、なにつくる?
レモンの酸味を生かし爽やかな"サバ缶とじゃがいもの重ね煮"|荻野恭子さんの冬のロシア家庭料理⑨

レモンの酸味を生かし爽やかな"サバ缶とじゃがいもの重ね煮"|荻野恭子さんの冬のロシア家庭料理⑨

厳しい冬が長く続くロシアでは、缶詰が大活躍。ささっとつくれて旨味たっぷりな主菜が出来上がります。「現地に行って、自分の目で見て味わいたい!」好奇心をかき立てられた荻野さんが、ロシアで教わった家庭料理をご紹介します。

“サバ缶とじゃがいもの重ね煮”のつくり方

長く厳しい冬場は、保存のきく缶詰を使った料理も食卓によく登場します。家にある材料だけで、手軽につくれるのがうれしい。ほろりとくずれるサバの旨味と、レモンの酸味がじゃがいもにしみ込んで、爽やかな味わい。

材料材料 (2人分)

サバの缶詰1缶(190g)(水煮)
じゃがいも2個分(厚さ5mmの輪切り)
玉ねぎ1個分(厚さ5mmの輪切り)
にんにく1片分(薄切り)
レモン大1/2個分(国産のものを皮ごと薄く輪切り)
1/2カップ
植物油大さじ3
小さじ1
胡椒適量
イタリアンパセリ適量(粗みじん)

1材料をフライパンに重ねる

小さめのフライパンか浅鍋にじゃがいもを敷き、玉ねぎ、にんにく、レモンを順に重ね、サバの缶詰を汁ごとのせる。

材料をフライパンに重ねる
材料を重ねたら、あとは蓋をして蒸し煮にするだけ。缶詰の汁もいいだしになるので捨てずに。

2蒸し煮する

塩、胡椒をふり、水と植物油を回しかけて蓋をする。中火で加熱し、沸いたら火を弱めて15分ほど蒸し煮にする。

3仕上げ

2を器に盛り、イタリアンパセリを散らす。

完成

教える人

荻野恭子 料理研究家

荻野恭子 料理研究家

サロン・ド・キュイジーヌ主宰。世界各国の郷土料理を実際に現地で食べ、つくり、体験するのがライフワーク。特にロシア料理、食文化に造詣が深い。テレビ出演や著書も多数。

文:鹿野真砂美 写真:宗田育子

この記事は「四季dancyu 冬の台所」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の台所。」
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A4変型 判( 120 頁)
2019年12月12日発売 / 1,100円(税込)
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鹿野 真砂美

鹿野 真砂美 (ライター)

1969年東京下町生まれ。酒と食を中心に執筆するフリーライター。かつて「dancyu」本誌の編集部にも6年ほど在籍。現在は雑誌のほか、シェフや料理研究家のレシピ本の編集、執筆に携わる。料理は食べることと同じくらい、つくるのも好き。江戸前の海苔漁師だった祖父と料理上手な祖母、小料理屋を営んでいた両親のもと大きく育てられ、今は肉シェフと呼ばれるオットに肥育されながら、まだまだすくすく成長中。