冬の新定番料理
水を使わず旨味を凝縮!"ほうれん草のバター蒸し焼き"

水を使わず旨味を凝縮!"ほうれん草のバター蒸し焼き"

水を入れずにオリーブオイルとバターで蒸し焼きにします。鍋一杯のほうれん草もペロリ。冬野菜の力のある味を堪能してください。きっとあなたのお家の新たな定番になる、冬に美味しくなる野菜を使ったレシピです。

ほうれん草のバター蒸し焼きのつくり方

材料材料 (2~3人分)

ほうれん草1束(約250g)
オリーブオイル小さじ1
少々
バター大さじ1

1下準備

ほうれん草は長さを3~4等分に切り、水気をしっかりときって広げて水滴などを乾かしておく。

2鍋にほうれん草を入れる

厚手の鍋底にオリーブオイルを入れて広げ、ほうれん草の茎から入れ、葉を重ね入れる。

鍋にほうれん草を入れる
ほうれん草は茎を鍋底に入れ、火の通りやすいやわらかい葉を上にのせて蒸すのがポイントです。

3蒸し焼きにする

塩をふってバターをのせ、蓋をし、中火で3~4分蒸し焼きにする。茎に焼き色がついたら火が通りすぎないよう、すぐに取り出す。

完成
鍋にほうれん草を入れて準備をしておけば、食べる直前にバターと塩を入れて火にかけるだけの手間いらず。

教える人

植松良枝 料理研究家

植松良枝 料理研究家

季節の移ろいを素早くキャッチし、日々の生活に取り入れている。人気の料理教室「日々の飯ままごと事」主催。集う生徒さんたちに、料理に加えて季節の取り入れ方を自然体で披露し、人気を集めている。自らの生活を撮った写真とともに書きためたエッセイ『春夏秋冬ふだんのもてなし』(KADOKAWA刊)を、秋に出版。

文:中村裕子 写真:野口健志

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu「冬の台所。」
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A4変型 判( 120 頁)
2019年12月12日発売 / 1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。