日本酒と愉しむお家ごはん
自分好みの酸味を見つけよう!"菊花と赤大根の酢漬け"

自分好みの酸味を見つけよう!"菊花と赤大根の酢漬け"

刺身のつまに最適な酢漬けも、家でつくると好みの味に漬けることができるのでお薦めです。「冬だから、日本酒を愉しめるようなメニューを」と人気料理研究家のワタナベマキさんが、家飲みがもっと楽しくなるレシピを伝授!

“菊花と赤大根の酢漬け”のつくり方

赤い大根や菊花を漬けることで、目にも鮮やかな酢漬けの完成です!

材料材料 (3~4人分)

食用菊80g(*)
大根150g(赤い品種のもの)
小さじ1
A
・ 米酢150ml
・ 酒大さじ2
・ 水100ml
・ てん菜糖大さじ1
・ 塩小さじ1

*ワタナベさんは「もって菊」とも呼ばれる紫色の大輪種「延命楽」を使用。

1下準備

菊は軸を取り除き、花びらだけにする。

2ゆでる

酢を加えた湯に入れて中火で約1分ゆでて、しんなりしたらザルにあげる。粗熱が取れたら水分を絞る。

3大根の下ごしらえ

大根は皮をむき、厚さ2~3mmの半月切りにする。

4漬ける

Aを小鍋に入れ中火にかけ、ひと煮立ちさせる。熱いうちに半量に分け、1と2をぞれぞれ漬ける。最低1時間ほど漬けたら完成。

教える人

ワタナベマキ 料理研究家

ワタナベマキ 料理研究家

グラフィックデザイナーを経て料理研究家に。料理教室を開いていた祖母から伝えられた手料理や保存食を、忙しい現代人でもつくりやすくアレンジしたレシピが人気。著書に『料理家ワタナベマキが家族のために作るごはん』(主婦と生活社)など多数。

四季dancyu「冬の台所。」
四季dancyu「冬の台所。」
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A4変型 判( 120 頁)
2019年12月12日発売 / 1,100円(税込)

文:吉田彩乃 写真:田村昌裕

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。