坂田阿希子さんのお家レシピ
さっぱりした酸味でモリモリ食べたいキャロット・ラペ

さっぱりした酸味でモリモリ食べたいキャロット・ラペ

前菜にもつけ合せにもなるキャロット・ラペ。さっぱりとした酸味で、食欲をそそります。食感にも秘密がある坂田阿希子さんのキャロット・ラペ、ぜひつくってみてください!

坂田阿希子さん美味しいキャロット・ラペのつくり方教えてください!

料理研究家・坂田阿希子さん。常温で美味しい前菜から、がっつり揚げ物、肉料理まで、食いしん坊がお家で楽しめるレシピを習いました。

ビネガーがきいたさっぱりとした前菜。にんじんを包丁で切ることにより、ツルツル、スベッとした舌ざわりに。オイルなどの調味料を入れて手で和えると、にんじんとよくなじみ、トロンとした仕上がりになりますよ。

キャロット・ラペのつくり方

材料材料 (3~4人分)

にんじん2本
フレンチマスタード小さじ2
赤ワインビネガー小さじ2
砂糖小さじ2/3
小さじ1/2
胡椒少々
オリーブオイル大さじ3
クルミオイルかヘーゼルナッツオイル適宜(あれば)

1下ごしらえ

にんじんは皮をむき、包丁で、せん切りにする。スライサーなどで薄切りにしてから細く切ってもいいが、最後は包丁で。

2塩もみをする

切ったにんじんをボウルに入れて塩少々(分量外)をふって手でしっかりもみ、水分を出しておく。

塩もみをする

3調味料をあわせる

ボウルにフレンチマスタード、砂糖、塩、胡椒を入れて混ぜ、さらに赤ワインビネガーを加えて混ぜる。

4オイルを加える

3にオリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜる。あれば、ここにクルミオイルなどを加えて混ぜると香りがぐっとよくなる。

5和えて盛りつける

2のにんじんから出た水気を軽く絞り、4と和え、器に盛りつける。

和えて盛りつける
和えて盛りつける

教える人

坂田阿希子 料理研究家

坂田阿希子 料理研究家

フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。

文:吉田彩乃 写真:田村昌裕

※この記事の内容はdancyuムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。

四季dancyu 夏の台所。
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A4変型 判(120頁)
ISBN:9784833476140
2019年06月13日発売 /1,100円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。