前菜にもつけ合せにもなるキャロット・ラペ。さっぱりとした酸味で、食欲をそそります。食感にも秘密がある坂田阿希子さんのキャロット・ラペ、ぜひつくってみてください!
ビネガーがきいたさっぱりとした前菜。にんじんを包丁で切ることにより、ツルツル、スベッとした舌ざわりに。オイルなどの調味料を入れて手で和えると、にんじんとよくなじみ、トロンとした仕上がりになりますよ。
にんじん | 2本 |
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フレンチマスタード | 小さじ2 |
赤ワインビネガー | 小さじ2 |
砂糖 | 小さじ2/3 |
塩 | 小さじ1/2 |
胡椒 | 少々 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
クルミオイルかヘーゼルナッツオイル | 適宜(あれば) |
にんじんは皮をむき、包丁で、せん切りにする。スライサーなどで薄切りにしてから細く切ってもいいが、最後は包丁で。
切ったにんじんをボウルに入れて塩少々(分量外)をふって手でしっかりもみ、水分を出しておく。
ボウルにフレンチマスタード、砂糖、塩、胡椒を入れて混ぜ、さらに赤ワインビネガーを加えて混ぜる。
3にオリーブオイルを少しずつ加えながら混ぜる。あれば、ここにクルミオイルなどを加えて混ぜると香りがぐっとよくなる。
2のにんじんから出た水気を軽く絞り、4と和え、器に盛りつける。
フランス菓子店やフランス料理店で経験を重ね、独立。料理教室「studioSPOON」を主宰しつつ、昨秋、代官山に「洋食KUCHIBUE」をオープン。フランス料理やエスニック料理などジャンルを飛び越えておいしいものへの探究心が旺盛で、プロの手法と自らの経験を活かした生命力あふれる料理にファン多し。
文:吉田彩乃 写真:田村昌裕
※この記事の内容はdancyuムック四季dancyu「夏の台所。」に掲載したものです。