フレッシュ夏野菜クッキング
ベトナム風甘じょっぱいゴーヤーと麩の卵炒め

ベトナム風甘じょっぱいゴーヤーと麩の卵炒め

醤油と砂糖を加えて甘じょっぱく仕上げることで、ゴーヤーの苦味もおさえられ、お子様も喜ぶおかずになりますよ!旨味を吸い込んだしみしみのお麩も美味。ぜひお試しください!

お弁当のおかずにも!ベトナム風ゴーヤーチャンプルー

きゅうりや冬瓜、ズッキーニにゴーヤー。夏においしいウリ科の野菜は熱帯に育つものが多くあります。水分とカリウムを多く含んでいるので、体にこもった熱を冷まして、体の水分や塩分バランスを整えてくれるといいます。たくさん出回るウリ科の野菜を、積極的に食卓に登場させていきましょう。

夏野菜

ゴーヤーと麩の卵炒めのつくり方

材料材料 (2~3人分)

ゴーヤー200g
卵液
・ 卵4個
・ 砂糖大さじ2
・ 淡口醤油小さじ1/3
・ 塩小さじ1/3
もち麸10g
サラダ油適量
調味料
・ 淡口醤油小さじ1・1/2
・ 砂糖少々

1下ごしらえ

ゴーヤーは縦半分に切って種とワタを取り、幅2~3mmに切る。卵液の材料をよく混ぜ合わせる。

2麩をもどす

もち麸はたっぷりの水につけてもどし、軽く水気を絞ってちぎりながら卵液に入れて混ぜ合わせる。

3麩を炒める

熱したフライパンにサラダ油を入れ、2を流し入れて強火でふんわりと炒めて取り出す。

4仕上げる

サラダ油少々を足してゴーヤーを入れて炒め、調味料を加えて混ぜる。3を戻し入れて全体を炒め合わせる。

皿に盛る

教える人

植松良枝 料理研究家「ビオファームまつき」代表

植松良枝 料理研究家

料理研究家。季節感あふれる食と暮らしを提案。忙しい合間を縫って、自らも畑を耕しながら日本の四季を大切に思う。それぞれの季節に寄り添いながら、体の養生を考える。日本ならではの和の味だけにとどまらず、世界を食べ歩いた経験をフルに活用したオリジナリティーあふれる料理が得意。『春夏秋冬 土用で暮らす:五季でめぐる日本の暦』(主婦と生活社)、『バスクバルレシピブック』(誠文堂新光社)など著書も多数。

文:中村裕子 写真:野口健志

※この記事の内容はdancyuムック四季dancyu夏の定番。に掲載したものです。

四季dancyu夏の定番。
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A4変型判(120頁)
ISBN:9784833476140
2017年06月15日発売 /1,100円(税込)
中村 裕子

中村 裕子 (編集者)

沖縄県・石垣島在住。島ではカレー屋のおばちゃん(石垣島「中村屋」オーナー)、東京では料理本の編集者。二足の草鞋を履くこと、早8年。料理名を聞いたら誰もが味を思い浮かべられるような、定番の料理に魅力を感じ、「基本の料理」のページをつくり続けている。手がけた本やページのヘビーユーザーでもあり、友人とのホームパーティメニューには事欠かない。美味しくビールを飲むために、朝夕のウオーキング(犬の散歩)に力を入れている。