チーズはその濃厚な旨味はもちろんですが、やさしく柔らかい味わいも魅力です。そのやさしい味わいだからこそ、ピリッとくる香辛料などの辛味がより際立ちます。今回は山椒を効かせた、ご飯に合う和風タッカルビをご紹介します。
チーズのなめらかな味わいにアクセントを加える香辛料や、山椒・七味などの薬味を添えるのも味に変化が出るのでおすすめ!山椒の香りがアクセントとなり、濃厚な味わいでも、飽きずにすいすい食べられます。ごろごろと乱切りにした肉や野菜は食べごたえがあり、ご飯との相性抜群ですが、この一品だけでも白ワインや日本酒、焼酎のおつまみとして楽しめます。
モッツァレラチーズ | 2個(200g) |
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鶏もも肉 | 1枚(250g) |
ごぼう | 1/2本(80g) |
れんこん | 1/2節(100g) |
にんじん | 1/4本(50g) |
サラダ油 | 小さじ1 |
山椒 | 適量(粉) |
A | |
・ 酒 | 1/3カップ |
・ 醤油 | 大さじ1・1/2 |
・ 砂糖 | 大さじ1 |
鶏肉は小さめの一口大に切る。ごぼう、れんこん、にんじんは小さめの乱切りにする。
フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を皮目を下にして並べ、強めの中火で1~2分、焼き色がついたら上下を返しさらに1分ほど焼く。
1の野菜を入れて炒め合わせ、Aを注ぎやわらかくなるまで上下を返しながら3~4分ほど炒め煮にする。
3の具を片側に寄せ、スライスしたモッツァレラをあけた隙間に入れる。チーズの上に山椒をふり、チーズが溶けるまで加熱。鶏肉や野菜にチーズにからめながらいただく。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。
文:吉田彩乃 写真:鈴木泰介、長野陽一(プロフィール写真)
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。