チーズでもう一品!
ご飯が進む山椒を効かせた"和風タッカルビ"

ご飯が進む山椒を効かせた"和風タッカルビ"

チーズはその濃厚な旨味はもちろんですが、やさしく柔らかい味わいも魅力です。そのやさしい味わいだからこそ、ピリッとくる香辛料などの辛味がより際立ちます。今回は山椒を効かせた、ご飯に合う和風タッカルビをご紹介します。

山椒と甘辛醤油がご飯に合う!

チーズのなめらかな味わいにアクセントを加える香辛料や、山椒・七味などの薬味を添えるのも味に変化が出るのでおすすめ!山椒の香りがアクセントとなり、濃厚な味わいでも、飽きずにすいすい食べられます。ごろごろと乱切りにした肉や野菜は食べごたえがあり、ご飯との相性抜群ですが、この一品だけでも白ワインや日本酒、焼酎のおつまみとして楽しめます。

和風タッカルビのつくり方

材料材料 (2~3人分)

モッツァレラチーズ2個(200g)
鶏もも肉1枚(250g)
ごぼう1/2本(80g)
れんこん1/2節(100g)
にんじん1/4本(50g)
サラダ油小さじ1
山椒適量(粉)
A
・ 酒1/3カップ
・ 醤油大さじ1・1/2
・ 砂糖大さじ1

1下準備

鶏肉は小さめの一口大に切る。ごぼう、れんこん、にんじんは小さめの乱切りにする。

2鶏肉に火を通す

フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉を皮目を下にして並べ、強めの中火で1~2分、焼き色がついたら上下を返しさらに1分ほど焼く。

3野菜を加え、炒め煮する

1の野菜を入れて炒め合わせ、Aを注ぎやわらかくなるまで上下を返しながら3~4分ほど炒め煮にする。

4仕上げ

3の具を片側に寄せ、スライスしたモッツァレラをあけた隙間に入れる。チーズの上に山椒をふり、チーズが溶けるまで加熱。鶏肉や野菜にチーズにからめながらいただく。

仕上げ

教える人

重信初江

重信初江 料理研究家

料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。

文:吉田彩乃 写真:鈴木泰介、長野陽一(プロフィール写真)

※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。

技あり!dancyu「チーズ」
技あり!dancyu「チーズ」
A4変型 判( 88 頁)
ISBN: 9784833477352
2018年10月30日発売 /880円(税込)
吉田 彩乃

吉田 彩乃 (ライター)

1986年、東京都生まれ。2015年よりフリーランスのライターとして活動し、食関連の記事のほか、ビジネス、経済、カルチャーなど幅広いジャンルで執筆。好きなものは珈琲とナチュラルワインと、ワインのつまみになるパン。