肉とも魚とも相性がよく、老若男女問わず人気のチーズ。そんなチーズをおかずにプラスすることで栄養面も食べごたえもアップ、一品でも満足度が高まります。毎日食べても飽きません!
使用するチーズはスーパーでも手に入りやすいものでOK!とろりと溶けるピザチーズを使って、いつもの春巻きをぐぐっと濃厚な一品にしましょう。
中~弱火で表面が焦げないようにしながら、じっくりと中心まで火を通すのがコツ。できたてはチーズがとろとろに溶けて歯ごたえのあるズッキーニや鶏肉とよくからみますが、冷めてもおいしいです。
ハリッサはチュニジア、モロッコなど北アフリカ北西部を中心に地中海一帯で使われる調味料。唐辛子をベースにスパイスやにんにくが入っており、煮物や揚げ物などのアクセントに最適。
ピザチーズ | 60g |
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A | |
・ ハリッサ | 大さじ1/2 |
・ オリーブオイル | 小さじ1 |
・ 塩 | 少々 |
鶏もも肉 | 1枚(200g) |
香菜 | 2株(30g) |
ズッキーニ | 1/2本(100g) |
春巻きの皮 | 9枚 |
B | |
・ 小麦粉 | 大さじ1 |
・ 水 | 大さじ1 |
サラダ油 | 大さじ4 |
鶏肉は1cm角に切ってAをからめる。ズッキーニは太めのせん切りに、香菜は長さ3cmに刻む。
春巻きの皮3枚を三角形になるように半分に切っておく。切っていない春巻きの皮1枚の下半分に、半分に切った皮1枚を重ねる。
2重にした下半分の中央に、1とピザチーズの1/6量を置き、端から巻いていく。巻き終わりに混ぜ合わせたBを塗ってしっかり留める。 同様にして計6本巻く。
サラダ油を入れたフライパンに3を入れてから火をつけ、弱めの中火で1分、あとは弱火にしてときどき上下を返しながら5~6分ゆっくり揚げ焼きにする。
料理研究家のアシスタントを経て独立し、雑誌やテレビ等で活躍中。身近な食材を使った再現性の高いレシピに定評がある。旅行好きで韓国、台湾など旅先で出合った味をアレンジしたレシピも得意。『遅夜スープ』『漬けておくだけで、おいしい一品 漬けものレシピ』など著書多数。
文:吉田彩乃 写真:鈴木泰介、長野陽一(プロフィール写真)
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「チーズ」に掲載したものです。