客の4分の3が注文するという名物の“雲仙ハムカツ”。添加物や塩が限りなく抑えられ、ハムといえど上質な肉の風味を強く感じる。切り口から肉汁がしみ出るほどジューシー!
ボローニャハム | 2枚(厚さ3cm) |
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卵 | 1個 |
薄力粉 | 適量 |
生パン粉 | 適量 |
揚げ油 | 適量(白絞油などクセのないもの) |
からし | 適宜 |
ソース | 適宜 |
ハムは端を切り落とし、厚さ3cmに切り分ける。
卵はボウルに割り、菜箸でよく溶いておく。1に薄力粉を満遍なくまぶし、余分な粉をはたき落とす。溶き卵を全体に纏わせ、穴あきお玉で取り出して溶き卵をきる。ハムとパン粉を邪魔しない薄さに。
ボウルにたっぷりの生パン粉を用意。真ん中を凹ませ、中に2を入れる。上からパン粉をかぶせ、両手でギュッと押し密着させる。なるべくパン粉を落とさないよう、ふんわり持ってバットに並べる。
深めの鍋に油をたっぷり注ぎ175℃に熱して3を静かに入れる。油の温度が下がるので約30秒は強火にし、後は175℃を保つ。2分ほど揚げたら衣を潰さないよう引き上げてバットで油をきる。 2分程度休ませ余熱で中まで温め、再度175℃の油に入れて約2分揚げる。散ったパン粉はすぐ除くこと!
油から引き上げ、金串を刺して中まで熱々になっているか確認(熱くなければ30秒ほど揚げ直す)。バ ットで油をきり、衣を潰さないよう、包丁の先から滑らせるように切り分ける。好みでからしやソースを添えて、完成。
文:渡海碧音 撮影:海老原俊之
*この記事の内容は2019年2月号に掲載したものです。