ついにおいしいノンアルが誕生。2月24日、新発売された「キリン グリーンズフリー」は、良質麦と爽快ホップの味わいを丁寧に引き出した、ゴクゴク飲める爽快な飲み心地。そのおいしさを、イタリア料理界の巨匠「アクアパッツァ」日髙良実シェフに語っていただきました。あなたも、このおいしさに驚くこと間違いなし!です。
──最初に日髙シェフ、ノンアルコールをお飲みになることはありますか?
日髙 もちろん、けっこう飲みますよ。僕は運転をするので、車で出かけたときはノンアルコールを飲む機会が多いです。
それとお店側の立場の人間としては、車でお越しになるお客様もいらっしゃるので、ノンアルコールは必需品でもあります。
ただ正直、今のレストランはノンアルコールの飲み物に関して、ちょっと寂しいものがある。特にノンアルコール・ビールテイストのもの。率直に言って、まあ、しょうがないか……という感じで飲むものではあったと思うんですよね。
──この「キリン グリーンズフリー」はどうですか?
日髙 おいしい。お世辞抜きで、おいしいと思いました。
まず、香りがいい。麦の香りはもちろんだけど、凄く澄んでいて、爽やかな香りがするのね。
──グリーンズフリーは、香料・甘味料を使わず、素材そのものの良さを引き出した爽快なおいしさのノンアルコール・ビールテイスト飲料です。ビールと同じ良質麦と、みずみずしい香りが特長の希少ホップを一部採用しているそうです。
日髙 爽快な飲み口なのに、しっかりとした味わいがある。
うち(レストラン「アクアパッツァ」)では、クラフトビールを少量ずつ4種類楽しんでもらう飲み方もお薦めしているのですが、一つをグリーンズフリーに替えても、ノンアルコールだと気づかない人がいるかもしれない。「こんなにおいしいのにノンアルなんですか?」と驚かれるような気もする。
それぐらい、アルコール0.00%のノンアルコール飲料でありながら、ビール類と比較しても味わいで負けていない。素直においしいと思いました。
──せっかくの機会なので、日髙シェフお薦めのグリーンズフリーの飲み方や楽しみ方についても、お話しが聞きたいです。
日髙 グラスですよね。グリーンズフリーは爽快な飲み心地があるから、ゴクゴク飲むなら大きめのタンブラーがいいでしょう。
ただ個人的には、小さめのワイングラスやクラフトビールのテイスティングに使うようなグラスに少しずつ継ぎ足しながら飲む。味わいながら楽しむほうが好きかな、という感じがします。
──それは、どんなシーンですか?
日髙 僕は食事と一緒に楽しみたいのね。ビールでも、日本ではちょっと前まで「取りあえずビール」だったり、豪快にジョッキをあけるイメージがあったと思うんですが(笑)、料理と一緒においしさを楽しむ。そのほうが、グリーンズフリーの香りと味わいを感じられるし、そういう楽しみ方が広がってもいいのかな、と思うんですね。
──グリーンズフリーは、料理と一緒がおいしいということでしょうか?
日髙 うん。グリーンズフリーについて、僕の第一印象がそうでした。
実は初めて飲んだとき、合わせる料理として"菜の花の素揚げ"と“山菜の天ぷら”がパッと頭に浮かんだのね。菜の花や山菜も多くは緑色だし、爽やかなほろ苦さがグリーンズフリーの香りと味わいにピッタリくる。さらに、カレー粉をかけたら最高に合うだろうな……と。
でもご家庭では、揚げ物はハードルが高いので、今回は市販の鶏唐揚げを買ってくれば、鍋一つでつくれる簡単パスタレシピを紹介しますね。
──このパスタ、グリーンズフリーともの凄く合いますね!唐揚げの香ばしさとカレー粉が、グリーンズフリーと響き合ってます。
日髙 グリーンズフリーは、口の中をさっと洗ってくれるし、素材の味を生かしますよね。
ビールに合う料理はほとんど全部相性がいいし、特にスパイスとオイルは相乗効果があると思います。七味唐辛子や山椒も合うし、たとえばお刺身なら、塩とオリーブオイルをかけたカルパッチョ風は間違いないです。
──日髙シェフ、最後に一言お願いします。
日髙 ご家庭ではもちろん、レストランにとってこそ、飲み物は凄く大事なんですね。特に現代は、ノンアルコールのペアリングがお客様から求められている時代です。
そうした中で今回、グリーンズフリーを飲んで、僕自身「これはおいしい」と思ったし、うちのソムリエたちも気に入って納得しました。
ということで、グリーンズフリーを「アクアパッツァ」で採用することにしました。どうぞ皆さん、ご家庭で楽しむのはもちろん、グリーンズフリーとイタリアンのペアリングを楽しみに、いらっしゃってください。
スパゲッティ | 160g |
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鶏唐揚げ | 8個くらい(市販品で可) |
菜の花 | 1/2パック目安 |
オリーブオイル | 適量 |
塩 | 適量 |
カレー粉 | 適量 |
多めの水(分量外)を沸騰させ、1%の塩(1Lに対して10g)を加え、スパゲッティをゆで始める。
鶏唐揚げの半量は、適当な大きさに刻んでボウルに入れ、オリーブオイル適量を加えて、温かいところに置いておく。
1のスパゲッティがパッケージの時間通りにゆで上がる1分前に、3等分ぐらいに刻んだ菜の花を加え、一緒にゆでる。
2のボウルに水気をきった3を入れ、さっと和える。塩気が足りなければ、塩少々で調味する。オリーブオイルが足りなければ加える。
4を皿に盛りつけ、残しておいた唐揚げ(できれば温める)をのせ、好みの量のカレー粉をふる。カレー粉がなければ、七味唐辛子や山椒など、ほかのスパイスでもいい。
キリンビール株式会社 お客様相談室
フリーダイヤル:0120‐111‐560
1957年、兵庫県神戸市生まれ。国内のフレンチ、イタリアンの名店を経て、28歳で渡伊。当時のイタリアにおけるミシュラン三つ星レストランのすべてを含み、北から南まで計14軒のレストランで各地の地方料理を学ぶ。1990年「リストランテ アクアパッツァ」開店。2020年、YouTube「日髙良実のACQUAPAZZAチャンネル」「日髙良実のACQUAPAZZAサブチャンネル」をスタート。30年以上に及び、日本のイタリア料理界をリードし続けるグランシェフ。
リストランテ アクアパッツァ
【住所】東京都港区南青山2-27-18 青山エムズタワーパサージュ青山2階
【電話番号】03-6434-7506
写真:牧田健太郎