カメラマンが、いつかまた食べたい料理
鯛、ラーメン、ハンバーガー｜カメラマンが、いつかまた食べたい料理
鯛、ラーメン、ハンバーガー｜カメラマンが、いつかまた食べたい料理
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- 連載 : カメラマンが、いつかまた食べたい料理
カメラマンの塩崎聰さん。今、食べに行きたい、会いに行きたい料理はなんですか？と聞くと……。
塩崎聰さんが食べに行きたいのは――。
愛媛・大島「海宿 千年松」来島海峡の鯛
来島海峡で獲れる海の幸、特に鯛の刺身や宝楽焼き、鯛飯など海の幸をゆっくり食べに行きたいです。 15年前に料理の美味しい民宿を紹介する本の撮影で伺って以来、毎年のように通っています。料理はもちろんのこと、瀬戸内の穏やかな海と島々の懐かしい空気とともに家族との思い出がつまっています。早く世の中が落ち着いて自由に旅に出てその土地の美しい自然とご馳走を満喫したいですね。
兵庫・尼崎「ロックンビリーS1」の尼ロック
自宅から自転車で15分くらいのラーメン屋さんですが、とにかく旨いんです！オープン当時から町中の噂になっていたので遅ればせながら長蛇の列を並んで“尼ロック”をいただくと、身体にやさしい美味しさに一気に引き込まれました。並んでいる理由がわかりました。 昨年に他界された神戸の写真家の師匠と以前ご一緒した時「死ぬ前に食べたいラーメンやな。」哀しくも印象的な言葉でした。
兵庫・神戸「ダコタ ラスティック テーブル」のプレーンハンバーガー
神戸市北区「ダコタ ラスティック テーブル」の肉とソース、スモークベーコン、バンズを一気に頬張ると、今まで食べたことのないハンバーガーの世界がありました。全てが混ざり合い、味、食感ともにいい感じでとても美味しいのです。我が子の通う大学が近いので時々家族で行ってテイクアウトをして、近くの田園風景のなかで顔中ソースまみれになって食べます。旨いからみんな笑顔になります。早く世の中が落ち着いて顎が外れるくらい大きな口を開けてこのハンバーガーにかぶりつきたい！
写真・文：塩崎聰
