
4月11日・12日の2日間にわたって新宿にて開催された「dancyu祭2026」。12回目を迎えた今年は、なんと来場者が3万人の大台を突破!シェフ、スタッフ、そして食を愛するすべての来場者で「食こそエンターテインメント!」を体現した2日間の様子をレポートします。
午前10時の開場を前に、1000人近くの食いしん坊が今か今かと待機。開場の合図と同時に、お目当てのブースへ一目散に急ぐ人々で、会場は早くも熱気に包まれた。
「胃袋が一つでは足りない!」と持ち帰り商品用に保冷バッグを持参する猛者や、「おいしそう!」の一言から見知らぬ人同士で会話の輪が広がるシーンも!会場のあちこちで、食を通じた幸せな笑顔が弾けていた。
肉や鮨、揚げ物、スイーツのほか、サワーや日本酒などお酒のラインナップも大充実!その熱狂の一部をご紹介します。


行列の先で太田シェフがバターチキンをつくりまくり、カカオの甘い香りでファンの熱気が加速。クッキー缶をはじめ物販も続々とソールドアウト。


公邸料理人として世界の賓客をもてなしたシェフ2名が登場。1日目は、岩坪シェフのタリアータ(写真:左)、2日目は佐藤シェフの鰆のソテーの穀物サラダ仕立て(写真:右)と仔羊のポシェ。このまたとない貴重な機会を逃すまいと、長蛇の列ができた。


メキシコ流のスパイス、ハーブ、ソースにフレンチの技法を融合させた美しい3皿が登場(写真は本マグロのトスターダ サルサマチャ)。祭から最先端ガストロノミーを発信した。


人気No.1を誇るのは、山形牛、幸生牛、雪降り和牛尾花沢、豪州産赤身牛の4種の個性を楽しむ食べ比べセット。「こんな上品なコンビーフは初めて!」と肉食男女を感激させた逸品には、職人が一つ一つ手詰めする緻密な手仕事と矜持が息づいている。


江戸前の技が光るばらちらし(写真)は今年も艶やかさで魅了。「憧れの味を食べるチャンス」と真っ先に駆けつけるファンも。具だくさんの太巻や分厚い鯖のバッテラにも感嘆の声しきり。


国産そば粉のガレットも話題沸騰。ライブ感満点の焼きたてで、“苺とショコラ”は香ばしい生地からチョコがとろ〜り。クッキー缶など珠玉の焼き菓子を祭土産にする方も。


人気イタリアン「ドンブラボー」が手がける冷凍ピザは祭土産に大好評。オンラインで購入する際は4枚セットが基本だが、祭では1枚ずつ好みで選んで購入できるのがうれしいところ。“しらすカラスミ”など個性豊かな11種類に「どれも気になる」と嬉しい迷いも。


柑橘感が弾けるジンサワー「GINON」に新フレーバーのライムが登場。シャキッと爽快な酸が「脂をさっぱりときってくれる。肉に最高!」と話題に。創業1930年の老舗精肉店の名物、メンチカツを頬張りながら、あちこちで「GINONで乾杯!」の輪が広がった。


『日本酒dancyu vol.3』に登場の注目蔵を中心に、25アイテム以上が揃う日本酒のラインナップで圧倒。1日目は「若波」、2日目は「雅楽代」の各蔵元が来場し、自慢の酒を振る舞いながら日本酒談義を交わす光景も。

来年1月23日(土)、24日(日)には、初めて京都でも開催します。東京からも足を運ぶ価値のあるイベントにすべく絶賛準備中です。また、来年春には例年通り、東京でも祭を開催します。東京もさらにパワーアップして開催したいと考えています。お会いできること、心より楽しみにしています!
文:上島寿子/堀越典子 写真:伊藤菜々子/海老原俊之