
バターの甘い、美しい香りが漂ってくる。かじるとバターの豊かなコクが軽やかに広がる。これが浅草で44年続く、フランス料理と洋食の名店「レストラン大宮」大宮勝雄シェフのフレンチフリットです。上質な「カルピス(株)特撰バター」が主役の逸品を、dancyu祭でお楽しみください!


味の決め手は「カルピス(株)特撰バター」(以下、カルピスバターと表記)。
「うちは1982年の開店以来、カルピスバターを使い続けています。これなしにはレストラン大宮の味はつくれません」と大宮勝雄シェフは熱く語る。看板料理である鶏の蒸し焼き粒マスタードソースにもカルピスバターは必須だという。その良さは何か?
「素材を光らせるバターなんです」。
カルピスバターは、豊かなコクがある。にもかかわらず、クリーミーで口溶けがいい。しつこさが皆無。だから素材を生かすのである。

今回のフレンチフリットも、揚げたてのじゃがいもに和えたバターがいたずらに主張することなく、じゃがいもの風味を引き立てる。大宮勝雄シェフが選んだベルギー産ポテトの甘味が生き生きと伝わってくる。揚げ油は油切れの良いヘット(牛脂)がベース。それによりバターが引き立つ。ポテトの甘味にヘットのコク、そしてバターのコクと甘味が加わる。すべて上質だから仕上がりは軽やかだ。
トッピングのホイップバターはカルピスバターに少量の牛乳を加えてミキシングしたもの。カルピスバターの風味と口溶けの良さが素直に感じられる。


次に紹介する2品は、大宮勝雄シェフが家庭向けにカルピスバターの使い方を教えてくれたもの。バターを使って炊き上げる、バターの風味の良いバターライス。もう一品が、バターと佃煮をのせた大宮勝雄流カナッペ。どちらも上質なバターだからこそのおいしさで、いつもの食を豊かにしてくれるのだ。

バターライスは、洋食のご飯料理の花形の一つ。
大宮勝雄シェフのバターライスのつくり方は、ご飯を炊く際に、カルピスバターで炒めた玉ねぎのみじん切りを加えることで、お米そのものにバターの風味を入れる。さらに炊き上がりにもカルピスバターを混ぜ合わせることで、ご飯の一粒一粒にバターをまとわせる。おいしいバターなしではつくれない、上質なバターの風味を満喫できるバターライスだ。
具材は、今回の鮭フレークのほかに、チョリソーなどのソーセージ、焼いた牛肉なども大宮勝雄シェフのおすすめだ。


レシピは、①カルピスバター(有塩)8gで玉ねぎのみじん切り20gを炒める。炒め方は、玉ねぎが透き通るまで、焼き色はつけない。
②浸水させた米200gを、水200gで炊き上げる。炊き方は通常のご飯と同じ。ただし、大宮勝雄シェフは鉄鍋を使い、ご飯の粒感を残すように炊き上げる。炊飯器でも調理は可能。水の量は目盛ではなく分量通りにすること。
③炊き上がったら、鮭フレーク適量、小口切りにした万能ねぎ適量、白胡椒少々、追いバター8gを混ぜ合わせて出来上がり。

スライスしたバゲットに好みの厚さのカルピスバター(食塩不使用)と好みの佃煮を載せるだけの、和洋折衷のカナッペ。一見、意外な組み合わせだが、アサリや鮪などの佃煮の塩味が、バターのクリーミーな味わいを引き立てるから、カルピスバターのおいしさを堪能できる。


編集:出口雅美(maegamiroom) 文:槇原耕一 撮影:海老原俊之