祭メニューは！

豚・大根と搾菜の水餃子　770円: 定番「豚・大根と搾菜の水餃子」（5個入り）。なんといってもモチモチッ、ぷにっとした皮の食感が魅力。弾力がありながらも、小麦粉にハト麦全粒粉をブレンドしているので軽やかな食べ心地。噛むと、手挽きの豚肉に、大根や搾菜、椎茸、海老の旨味を凝縮した餡からジュワッとエキスがあふれ出る。まずはそのまま食して餡からしみ出す素材の味を愉しみ、2個目、3個目と食べ進める途中、オリジナル調味料「味の要」で味変するとよりおいしい。

【物販】按田餃子40個セット　4,800円: 「鶏白菜と生姜」「鶏香菜と胡瓜」「豚大根と搾菜」「豚カレー風味と人参」の4種の冷凍餃子が各10個入ったセット。熱湯で茹でるだけで、自宅で好きな時に「按田餃子」の味を楽しめる！

【物販】自家製調味料セット　2,400円: ほんのりと辛味のある「按田餃子のタレ」、水餃子やラム肉によく合う「按田餃子・味の要」、麻婆豆腐や和え麺の隠し味に最適な「豆豉ミックス」の3点セット。いずれも発酵黒生姜が含まれていて、芳醇で旨味が深い。

【物販】自家製コーラの素　2,400円: 店主の按田優子さんがペルーで知った植物や素材を加えた奥深い味わい。炭酸で割るほか、ラム酒やビールで割るのもおすすめ。レモンなど橘類の果汁をたっぷり加えると、スパイスの香りがグンと際立ち、一層おいしくなる。

【物販】味の要　700円: 発酵黒生姜、にんにくのほか、コリアンダー、クミンなど数種類のスパイスをペースト状にした「按田餃子」定番の調味料。辛味と複雑な香りが重なり合い、水餃子のほか、焼鳥にちょっとつけるのがお薦め。

その他、
按田餃子のタレ　700円
豆豉ミックス　700円
魚しょうゆ　1,000円
ご自愛くだ茶　2,500円
ねんねん粉　2,500円

じわりと旨い、街のオアシス

装飾品の少ない素朴な店内でパッと目を引くのが、スタッフの皆さんが着用しているカラフルなエプロン。鮮やかな黄色や赤のほか、青、「按田餃子」の水餃子の皮の色を連想させる淡い茶色など、バリエーション豊か。

2012年の開店以来、「助けたい包みたい按田餃子でございます」という独特のキャッチフレーズとともにその名を轟かせてきた「按田餃子」。きくらげや豚肉、金針菜の煮込みをご飯にかけた、名物“ラゲーライス”も魅力的だが、一度は食べておきたいのが水餃子だ。なんといっても、店名にも「餃子」がついているのだから。

コロコロとした帽子型のフォルムと、愛らしい小ぶりのサイズがまずは魅力的。噛むと、モチモチッとした皮の弾力に感動。次に、餡から肉や野菜、乾物の旨味がジュワッとしみ出してきて、気づけばこの餃子の虜になっている。しかも、皮は全粒ハトムギ粉を混ぜているので、小麦粉100％でつくる皮に比べて軽い食べ心地で、パクパクと何個でも食べられそうな気がしてしまうのだ。

種類は「鶏白菜と生姜」「鶏香菜と胡瓜」「豚大根と搾菜」「豚カレー風味と人参」の4種。すべてに共通するのは、滋味深くてじわじわと沁み入るようなおいしさ。例えば「大根と搾菜」であれば、干しエビや干椎茸がもつ乾物特有の深い旨味と、紹興酒や魚醤といった風味が豊かな調味料が効いている。