じゃがいも殿堂レシピ
【この食感、未体験ゾーン! 口溶けふわふわニョッキ②】きのこを2回に分けて加えるのが最大のコツ「椎茸ソースのニョッキ」

【この食感、未体験ゾーン! 口溶けふわふわニョッキ②】きのこを2回に分けて加えるのが最大のコツ「椎茸ソースのニョッキ」

こんな繊細なニョッキは初めてだ! ふわふわと柔らかく、口に入れると砂糖菓子のように儚くほどけて消え、後にじゃがいもの香りがふわりと広がる。芋好きを虜にするこのスペシャルなニョッキ2皿を、東京・世田谷のイタリアン「igora」の坂井務シェフに教えてもらいました。二皿目は「椎茸ソースのニョッキ」です。

豊かな香りと奥行きのある味わいに圧倒される、きのこニョッキの名作

ソースの具材は椎茸のみ。半分は油で煮て旨味を引き出し、もう半分は仕上げに加えて香りを生かすのが、重層的な美味の秘密です。

材料材料 (1人分)

ニョッキ15個(※)
椎茸2個
オリーブオイル10g
塩ひとつまみ(1g)

※セージバターのニョッキの基本のニョッキのつくり方を参照してください。

1椎茸を切る

椎茸は石突きを取り除いてから笠と軸に分け、それぞれ薄くスライスする。2個とも同様にスライスするが、加熱のタイミングが異なるので1個分ずつ分けておく。

椎茸を切る

2椎茸をしっかり炒める

フライパンにオリーブオイルと椎茸1個分を入れ、中火で炒める。塩を加え、淡いきつね色に色づくまでさらに炒めたら水70mlを加える。

椎茸をしっかり炒める

3椎茸をさっと炒める

椎茸の残り1個分を②に加えて炒め合わせ、しんなりしたら火を止める。椎茸は2回に分けて投入するのがコツ。

椎茸をさっと炒める

4ニョッキをゆでる

大きい深鍋に湯を沸かして1%の塩(分量外)を加える。十分に沸騰したらニョッキをそっと入れる。

5ソースとからめる

ニョッキが浮いてきたら穴あきお玉で優しくすくい取り、③に入れる。弱火にかけながら、フライパンを揺すってソースをからめ、手早く皿に盛る。

ソースとからめる

教える人

坂井 務さん「igora」オーナーシェフ

坂井 務さん「igora」オーナーシェフ

福岡県出身。都内のイタリア料理店で経験を積み30歳で渡伊。フリウリなど北イタリアを中心に腕を磨く。料理教室も不定期開催。

軽やかな料理が光る気鋭イタリアン

坂井さんが目指すのは食後も体が軽いイタリアン。日本各地から届く食材を生かした料理は、繊細で優しく独創的。アラカルトも多彩でナチュラルワインと気軽に楽しめる。

店内
カウンター席は居心地抜群
料理
手打ちパスタにも定評があり、写真は人気メニューの“トロフィエ 猪と春菊のラグー”。

店舗情報店舗情報

igora
  • 【住所】東京都世田谷区奥沢6‐22‐10
  • 【電話番号】03‐5760‐6176
  • 【営業時間】18:00〜21:00(L.O.)
  • 【定休日】水曜 他に不定休あり
  • 【アクセス】東急大井町線「九品仏駅」より3分
26年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」
26年秋号「じゃがいも殿堂レシピ」
ホクホク、シャキシャキ、サクッ、とろ~り。切り方や調理法でガラリと食感が変わり、食いしん坊を惹きつけてやまない、定番野菜の絶対的王者。それがじゃがいも! 圧倒的な旨さに食卓がどよめく、殿堂入りの68レシピをお届けします。

文:上島寿子 撮影:鈴木泰介

上島 寿子

上島 寿子 (文筆家)

東京生まれで、銀座の泰明小学校出身。実家がビフテキ屋だったため、幼少期から食い意地は人一倍。洋酒メーカー、週刊誌の記者を経て、フリーに。dancyuをはじめ雑誌を中心に執筆しています。