ご飯にもとろろにも梅酢を加えます。ほんのりと梅の香りが立ちのぼり、お米がいつもより甘く感じられます。心身が整う和食薬膳レシピを和食薬膳協会代表理事の大東清美さんに教えてもらいました。
梅酢を塩代わりに使って米の旨味を引き出します。腸に潤いを与える長いもとのコンビでダブル効果!
五分つき米 | 600ml(3カップ) |
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水 | 720ml(土鍋で炊く場合、米の1.2倍) |
梅酢 | 小さじ2 |
長いも | 適量 |
青じそ | 適量 |
土鍋にといだ米、水、梅酢を加え、15分で沸騰する程度の火にかける(3カップだと弱めの中火)。炊飯器で炊く場合は、梅酢と合わせて通常の水分量に調整する。
沸騰したら、鍋底いっぱいの強火にして5分炊く。
火を消して、そのまま20分蒸らす。
すりおろした長いもに梅酢少々(分量外)を加えてざっと混ぜておく。
蒸らし終わったら、お米をつぶさないように天地を返し、ふんわりと茶碗に盛る。
⑤に④をかけ、好みで梅肉(分量外)をのせ、せん切りした青じそを飾る。
自身が体調をくずした経験から食養生の大切さを実感。国際薬膳師、望診法指導士としての経験を活かし、日本の日常食で健康を育む「和食薬膳」を伝える「寺子屋*花」を展開。また「おうち薬膳 菜花」では実際の和食薬膳を体験できる。http://teracoyahana.com/
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「お酢」に掲載したものです。
文:太田佑子 写真:牧田健太郎