バターと黒酢の相性は抜群。そこに牡蠣の旨味も相まって、おかずにもつまみにもなる逸品です。心身が整う和食薬膳レシピを和食薬膳協会代表理事の大東清美さんに教えてもらいました。
牡蠣は新しい血液をつくり、黒酢は血液の新旧を入れ替える働きがあるとされています。
牡蠣 | 300g |
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小麦粉 | 適量 |
にんにく | 1片 |
★ 黒酢ソース | |
・ 黒酢 | 大さじ2 |
・ 醤油 | 大さじ2 |
バター | 適量 |
生姜 | 適量 |
青じそ | 適量 |
牡蠣は溜め水で優しく水洗いして、水気を拭き取り、小麦粉を薄く全体にまぶしておく。
フライパンにバターを入れ、芯を取って薄切りにしたにんにくを加える。香りが立ってきたら、①を入れ、ソテーする。触りすぎずにじっくり両面を焼く。
牡蠣を器に盛りつけ、同じフライパンに黒酢ソースの調味料を入れひと煮立ちさせる。鍋肌についた旨味もへらでこそげ取ってなじませる。
器の牡蠣に③のソースをたっぷりかける。青じそのせん切りと、生姜のせん切りをあしらう。
自身が体調をくずした経験から食養生の大切さを実感。国際薬膳師、望診法指導士としての経験を活かし、日本の日常食で健康を育む「和食薬膳」を伝える「寺子屋*花」を展開。また「おうち薬膳 菜花」では実際の和食薬膳を体験できる。http://teracoyahana.com/
※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「お酢」に掲載したものです。
文:太田佑子 写真:牧田健太郎