お酢を使った和食薬膳レシピ
まろやかな旨味と酸味が魅力の"うずらのピクルス"

まろやかな旨味と酸味が魅力の"うずらのピクルス"

ぷちっとした歯ざわりも黄身のまろやかさもたまらない箸休めにぴったりの副菜です。一緒に漬ける紫たまねぎとローリエは、血の巡りをよくするので、貧血や手足の冷えに悩む人に特にお薦めです。心身が整う和食薬膳レシピを和食薬膳協会代表理事の大東清美さんに教えてもらいました。

“うずらのピクルス”のつくり方

うずらの卵と赤ワインが新しい血液をつくり、紫玉ねぎとローリエが血の巡りをよくしてくれます。

材料材料 (うずらの卵10個分)

うずらの卵10個
紫玉ねぎ80g
★ ピクルス液
・ 米酢100ml
・ 赤ワイン50ml
・ はちみつ大さじ1
・ 白粒胡椒8~10粒
・ ローリエ1枚

1素材を瓶に入れる

うずらの卵はゆでて殻をむき、紫玉ねぎは薄切りし、煮沸しておいた保存瓶に入れる。

2ピクルス液に漬ける

ピクルス液を小鍋に合わせ、ひと煮立ちさせ、熱いうちに①に注ぐ。一晩漬けたら出来上がり。冷蔵庫で5日間ほど保存可能。

仕上げ
完成

教える人

大東清美 和食薬膳協会代表理事 「寺子屋*花」主宰

自身が体調をくずした経験から食養生の大切さを実感。国際薬膳師、望診法指導士としての経験を活かし、日本の日常食で健康を育む「和食薬膳」を伝える「寺子屋*花」を展開。また「おうち薬膳 菜花」では実際の和食薬膳を体験できる。http://teracoyahana.com/

※この記事の内容はプレジデントムック技あり!dancyu「お酢」に掲載したものです。

技あり!dancyu お酢
技あり!dancyu お酢
A4変型判(104頁)
ISBN:9784833477895
2019年05月28日発売 /880円(税込)

文:太田佑子 写真:牧田健太郎